ライター : Uli

webライター

コーンブレッドって?

Photo by uli04_29

コーンブレッドは、アメリカで愛される、発酵なしですぐに焼けるクイックブレッドのこと。その名前の通り、トウモロコシの粉を使った生地をオーブンで焼き上げるパンで、アメリカの家庭では食事系からスイーツ系としても食べられています。 ホロッとした食感に、トウモロコシの素朴な味わいのコーンブレッド。ひと口目より、ふた口目のほうがよりおいしく感じてしまうような、食べるほどにおいしさが体に染み渡る味わい深いパンです。 コーンブレッドの特徴は、その自由さ!アメリカ原住民がトウモロコシを栽培していたのが、今のコーンブレッドの始まりだとも言われていて、コーンブレッドにはトウモロコシの粉を入れる以外に細かなレシピの決まりはありません。レシピ、アレンジ、食べ方も自由なパンがコーンブレッドです。

コーンブレッドの基本レシピ

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数あるコーンブレッドの中から、今回ご紹介するのはコーンミールと小麦粉を使ったアメリカ北部でポピュラーなコーンブレッド。甘くなりすぎない程度に砂糖を入れ、牛乳とオイルでふっくらしっとり焼き上げます。

コーンミールを使いますが、粒の粗いコーングリッツや小麦粉のようにきめ細かいコーンフラワーを使ってもOK。強力粉を使うことで、ケーキよりどっしりした食べごたえを出しました。ふわふわ軽い食感がお好みの方は、薄力粉で作ってみてください。

何もつけずにそのままの素朴な味を堪能したら、バターやはちみつ、ジャムと一緒に楽しみましょう。

材料(スクエア型1個分)

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作り方

1.型にバターかオイルを塗る

型にバターを塗る写真

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使用する型にバターかオイルを塗っておきます。 ※スクエア型のほか、パウンド型や丸いケーキの型、スキレットを使ってもOKです。

2.オイルと卵を混ぜる

卵とオイルを混ぜ合わせる写真

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ボウルにオイルと卵を入れて、しっかり混ぜます。 ※バターを使用する場合はレンジで加熱して溶かしておきましょう

3.砂糖と牛乳を加え混ぜる

牛乳を加えて混ぜ合わせる写真

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オイルと卵が混ざったら、砂糖と牛乳を加えてさらに混ぜます。

4.粉類をふるう

粉類をふるった写真

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粉類をふるって、ボウルに入れておきましょう。

5.粉類に卵液を加える

ふるった粉に卵液を混ぜる写真

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粉類に混ぜておいた卵液を加えます。

6.生地を混ぜる

卵液と粉類を混ぜ合わせる写真

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ホイッパーで生地をすくって落とす、を繰り返して生地を軽く混ぜます。

7.生地を型に流し入れる

生地を型に流し入れる写真

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ダマが残る程度で混ぜるのをやめ、型に流し入れます。

8.オーブンで焼く

コーンブレッドを焼く写真

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200℃に予熱しておいたオーブンで15~18分ほど焼きます。お使いのオーブンによって焼き時間は調節してください。

9.できあがり

焼きあがったコーンブレッド

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香ばしい焼き色がついて、竹串を中心に刺しても生地がついてこなければ完成です。お好みの大きさに切り分けていただきましょう。 ※焼き色が薄い場合は、表面にオイルや溶かしバターを塗ってオーブンで少し焼くといいですよ。

作るときのコツ

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コーンブレッドは細かい作り方のルールはありませんが、生地の混ぜ方には注意が必要です。トウモロコシの粉を使っているので、粉類と卵液を加えたときに練るように混ぜてしまうと、目の詰まった重いコーンブレッドになってしまいます。 ホイッパーに生地を絡ませるようにして持ち上げて、ボウルに生地を落とす、という作業を何度か繰り返すだけでOKです。粉のダマが多めに残っているほうが、ふわふわとした素朴な断面のコーンブレッドになりますよ。

すぐに食べない場合は冷凍保存

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コーンブレッドは冷めると、小麦粉だけで作ったパンよりも堅くなってしまいます。コーンブレッドが焼き上がったら、オーブンから取り出してすぐ食べるのが、おいしいコーンブレッドの食べ方。もし、すぐに食べない場合は冷凍保存も可能です。 粗熱がとれたら、ひと切れずつラップに丁寧に包んで、密閉袋に入れて冷凍保存しましょう。1週間以内に食べるのがおすすめです。食べるときは、レンジで柔らかくなるまで加熱するか、トースターで温めなおすと、できたてのような香ばしいコーンブレッドを味わえますよ。

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