6. 皮ごとかぼちゃで作るパウンドケーキ

かぼちゃの実と皮を丸ごと使う、生クリーム入りのしっとりふわふわなパウンドケーキの作り方です。生地に皮も余さず入れるので、できあがりはやや緑がかった黄色。野菜嫌いな子どもでも、喜んで食べてくれますよ。

かぼちゃの皮を利用するレシピ4選

7. 黒ごま香る皮の大学かぼちゃ

大学いもならぬ、大学かぼちゃを皮で作るレシピです。普通は皮付きの実で作ることが多いですが、お菓子作りで実だけ使用する場合に、皮を厚めにむいて大学かぼちゃにすればOK。調味料は大学いもと同じ、またはお好みの味付けで大丈夫です。ほろ苦さのある甘味がたまりません。

8. レンジで作るかぼちゃの皮のきんぴら

かぼちゃの皮で作るきんぴらも。定番レシピのひとつ。やや厚めにむいた皮を細切りにして、調味料をかけてレンジで加熱するだけで簡単にできます。加熱時間はレンジのワット数によって変わるので、火の通り加減を見ながら調整してください。一味唐辛子や白いりごまをふればおつまみが完成です。

9. かぼちゃの皮で作るふりかけ

レシピでは、かぼちゃの皮のふりかけとなっていますが、どちらかというとお酒のアテのような副菜。細切りでも良いですが、やはり細かく刻んだほうがふりかけらしいですね。ちりめんじゃこや山椒の実、干し海老など、いろんなものを加えてアレンジすると、さらにおいしくなります。

10. かぼちゃの皮を加えて野菜のかき揚げ

玉ねぎとにんじん、三つ葉を具材にする野菜のかき揚げに、かぼちゃの皮をプラスするアイデアレシピ。これなら余った皮を捨てることなく、おいしく食べられます。おかずにするだけでなく、ごはんにのせて丼ものにしても良いですね。

皮付きのホクホクかぼちゃ料理で健康に♪

夏から初秋にかけて収穫されるかぼちゃは、2~3ヶ月ほど寝かせるので、秋から冬に旬を迎えます。江戸時代の人々は、冬になると栄養不足から風邪で命を落とすことが多かったのだとか。そのため、冬至に栄養豊富なかぼちゃを食べる習慣が生まれたのだそうです。

そんなかぼちゃも、皮付きで食べてこそ真価を発揮できるというもの。いままで皮を捨てていた人は、これからはぜひ皮付きで調理するようにしましょう。お菓子作りのときも、皮の有効利用を忘れないようにしてくださいね。
【参考文献】
(2023/10/12参照)

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