おすすめの食べ方

かぼちゃを皮がついたまま煮物にするのは、やわらかい実が煮くずれしないよう皮で留めておくためでもあります。煮物に限らず、スライスしたかぼちゃの炒め物や焼き物でも、皮付きにすることで形を保つことができる合理的な調理法。

しかし、それ以上に重要なのが皮の栄養成分です。栄養豊富な皮を食べずに捨てるなんてもったいない話。できるだけ皮付きで調理して、丸ごと食べるように心がけてください。

また、かぼちゃをお菓子作りによく利用しますが、そのときに皮だけ残ってしまいがちです。そんな場合でも、皮をきんぴらや和え物にすると無駄になりません。皮だけで作るレシピも掲載しているので、上手に有効利用しましょう。

かぼちゃを皮付きのまま食べるレシピ6選

1. かぼちゃのベーコン巻きバターソテー

スライスしたかぼちゃをレンジ加熱して、ベーコンを巻いてバターでソテーするだけの簡単な作り方。ベーコンの塩気と燻した香り、コンソメのしっかりした旨味で、甘いだけのかぼちゃがまた違う味わいになります。ごはんのおかずにはもちろんのこと、お酒のアテにもぴったりですよ。

2. かぼちゃとミックスビーンズの煮物

かぼちゃに市販のミックスビーンズを加える、しっとりとしたおいしさの煮物です。甘めのしょうゆベースのつゆで煮込むだけで、栄養満点なおかずが簡単にできます。落としブタをして、弱めの中火で加熱するのが煮くずれしないコツ。そのあたりの加減は何度か作ってみて会得しましょう。

3. かぼちゃと玉ねぎの重ね焼きグラタン

レンジで加熱したかぼちゃスライスと、玉ねぎやハムの炒め物を重ねて、チーズをかけてトースターで焼きます。かぼちゃと玉ねぎの異なる甘味に、ハムの旨味が相まって文句なしのおいしさ。かぼちゃ以外は、冷蔵庫にある材料で手軽に作れる、簡単なグラタン料理です。

4. かぼちゃのスパイシーチーズピカタ

こちらもスライスしたかぼちゃを、あらかじめレンジで加熱するレシピです。粉チーズを加えた溶き卵にくぐらせて、フライパンで両面をきれいに焼けばできあがり。粗挽き黒こしょうを効かせてスパイシーに仕上げれば、ご主人のビールのアテに最適なおつまみになります。

5. 鶏もも肉とかぼちゃのカレー風味炒め

適当な大きさにスライスしたかぼちゃと、鶏もも肉の炒め物です。調味には塩や粗挽き黒こしょう、カレー粉を使うため、鶏肉のコクと旨味、スパイシーな味わいが絶妙。じっくりと炒めたかぼちゃが、甘くてホクホクした仕上がりで、意外とカレー風味にマッチしておいしいですよ。

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