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おやつに沖縄料理はいかがですか?
みなさんはいつもおやつに何を食べますか?ケーキ?せんべい?それとも、フルーツや焼き芋という方もいるかもしれませんね。ポテトチップスやチョコレートもおやつとしてポピュラーですが、それではなかなか小腹がみたされることはないですよね。
沖縄では、ヒラヤーチーといって、おやつの時間やちょっと小腹が空いてきたときに食べる家庭料理があります。とっても簡単にできて、大人から子供まで楽しめるお料理なんですよ。
ヒラヤーチーって?
ヒラヤーチーは、サーターアンダギーやポーポーと並ぶ、沖縄のポピュラーな「おやつ」の一つ。小麦粉を水で溶かした生地に、ニラやシーチキンなど具材を入れて焼いていきます。子供のおやつとしてだけではなく、おとうさんの酒のつまみや、居酒屋のメニューとしても定番です。
「ヒラヤーチー」という名前は、沖縄の方言でヒラ(平たい)とヤーチ(焼いたもの)を合わせたもの。見た目は、薄いお好み焼きのようなもので、韓国のチヂミによく似ています。
ポーポーと同じように、小麦粉を水で溶かしただけで生地ができてしまうので、とても簡単ですし、入れる食材もニラや小ねぎ、シーチキンといった、簡単にそろえられるものなので、急いでいるときや、ちょっと小腹を満たすにはもってこいの料理です。
ヒラヤーチーの基本レシピ
沖縄でよく作られるヒラヤーチーの定番のレシピをご紹介します。沖縄では、このレシピを基本として、他の具材を加えてみたり、少し変えてみたりしています。そのまま食べることが多いですが、最近はソースや七味、花がつおをふりかけて食べる人も増えてきていますよ。
材料(3〜4人分)
作るときのポイント
- 入れる具材は、葉物を入れると仕上がりがベチャッとなりやすいです。また、イモ類やきのこ類などゴロゴロした具材も平たく焼けないので、ヒラヤーチーにはあまり向いていません。
生地は、あまりかき混ぜすぎるとグルテンが強くなって、焼き上がりが硬くなってしまうので、かき混ぜる回数はなるべく少なくするのがポイント。
作り方
1.ニラを切る
Photo by cestalavia
ニラを2cm幅にカットします。
2.生地を作る
Photo by cestalavia
ボウルに卵、水、小麦粉、カットしたニラ、ツナ、顆粒ダシを加えて混ぜ合わせます。生地は薄く焼き上げるために、ゆるくなるように水の量を調節してください。目安は、お好み焼きの生地よりだいぶ柔らかいぐらいです。
3.生地を焼く
Photo by cestalavia
フライパンに油を薄くひき、お玉一杯分の生地を流し入れ、薄く広げていく。
4.ひっくり返して焼く
Photo by cestalavia
こんがり焼き色がついたら、ひっくり返し反対側も焼いて完成です。トッピングに使う紅しょうがを、みじん切りにして、生地の中に入れ、一緒に焼きあげてしまってもおいしいですよ。色合いもきれいになりますし、紅しょうがの辛さも和らぎます。
具材は自由に♪アレンジレシピ3選
1. 沖縄らしさアップ!もずくヒラヤーチー
沖縄食材のもずくをプラスしたヒラヤーチーです。もずくは食物繊維やミネラルが豊富なので、特におすすめの食材です。もずくは、酢の物としてはもちろん、このように他の料理の食材として使うこともできるので便利です。
もずくを加えることで、もずくの弾力のある食感も加わり、また潮の香りがほんのりして、おいしくなります。料理に使う場合は「生もずく」がおすすめですよ。ぜひお試しください。
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