ライター : 池野三奈美

管理栄養士

はったい粉とは

原料と製法

はったい粉は、大麦やハダカムギを炒って石臼などで挽いて粉にしたものです。麦の収穫の時期に合わせて流通していました。

炒って挽いた粉は、灰褐色となり独特の香りと芳ばしさがあります。砂糖とお湯を加えて練るだけで、手軽に作ることができて消化もよいと、昭和40年代頃まではおやつとして重宝されていました。(※1)

カロリーと糖質

はったい粉のカロリーは100gで368kcal、糖質は61.6gです。消化がよく、さまざまな栄養素を摂取できます。ビタミンや食物繊維、カルシウムや鉄分などのミネラルが豊富!ある意味スーパーフードではないでしょうか。(※1,2,3)

味の特徴

はったい粉は麦の芳ばしさが特徴的で、自然の甘みは「素朴な味」という言葉がぴったりです。

現代では和菓子の落雁の材料に使用されています。調理法しだいでは現代のスイーツにも活用できるんですよ!

はったい粉の昔ながらの食べ方

はったい粉に砂糖とお湯を入れて、練って食べるのが昔懐かしい食べ方です。お湯ではなく牛乳で練る人もいたそうですよ。

鹿児島県の徳之島では、はったい粉と芋や砂糖を練って作る餅菓子や、卵や水と混ぜた生地をクレープのように焼くお菓子が、郷土料理として昔から親しまれています。

おやつとして取り入れるのがおすすめ

現代でははったい粉をおやつに取り入れる人も多くみられます。

クッキーやケーキ、おまんじゅうなどアイデアしだいでアレンジでき、混ぜるだけで栄養がとれるのでおすすめです。
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