ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

情報誌の編集・ライターとして出版社に勤務後、パティシエとしてホテル・洋菓子店・カフェレストランにて修業を重ね、デザート商品開発に携わる。一方でフードコーディネーター、ラッピ…もっとみる

もずくとは

もずくとは、モズク科やナガマツモ科に属する海藻の総称のことで、別名イトモズクとも呼ばれる、枝分かれのある糸状の藻類です。ほかの褐藻類に付着することから「藻付く」という名がつきました。 長さは数十cmほど、幅は1~数mm程度で枝分かれしていて、表面は多糖類が分泌されているため、触るとぬめりがあります。熱帯から温帯の浅い海で生え、日本では冬から春にかけて岩礁に生えますが、夏には枯れてしまいます。 日本で消費されているもずくの95%以上が沖縄県産のもずくで、そのうち約9割が養殖なんです。

もずくのカロリーと糖質

もずくのカロリーは、100gあたり約4kcalで、糖質は100gあたり2.8gあります(※1) 太めでやや芯のある歯応えが特徴の沖縄もずくは、カロリーが100当たり約6kcalで、糖質は100gあたり4gあります。 沖縄もずくはほかの海藻類よりもフコイダンと呼ばれる水溶性の食物繊維が多く含まれるため、独特のぬめりが強くなっています。

もずくの栄養価

ミネラル

もずくにはミネラルが多く含まれており、もずく100gあたりマグネシウム12mg、カルシウム22mg、カリウム2mg、リン2mg、ナトリウム90mg、鉄0.7mgあります(※1)。 生の状態で鉄の含有量がほかの海藻よりも多くなっていて、鉄には貧血を予防する効果があります。

食物繊維

食物繊維は100gあたり1.4g、沖縄もずくでは2.0g含んでいます(※1)。中でももずく特有のぬめり成分はフコイダンによるもので、海藻類の中でももずくに多く含まれる水溶性食物繊維の1つです。 フコイダンには腸内環境を整えて便通を改善したり、中性脂肪を減らしたりアレルギーを抑えたりする働きがあります(※2)。

ほかの海藻類とも比較しよう!

ほかの海藻類とカロリーを比較すると、もずくは100gあたり約5calですが、ゆでひじきは100gあたり10kcal、生わかめは100gあたり16kcalです(※3)。 もずくのカロリーはほかの海藻と比較すると低くなっています。また海藻にはヨウ素が含まれることが多いですが、ヨウ素は多く取りすぎると甲状腺疾患を引き起こすと言われ、食べすぎには注意が必要な食品です。 沖縄もずくにはヨウ素が含まれていますが、海藻の中ではヨウ素の含有量が少なくなっています。

もずくの一日の摂取量

栄養素をたくさん含むもずくですが、「体にいいから」「ダイエットに効果的だから」と食べすぎてしまうと、栄養素の過剰に取りすぎて弊害を引き起こすこともあるため、注意も必要です。 食物繊維が豊富なもずくは、食べすぎると消化不良を引き起こし、便秘や下痢の原因になることがあります。またほかの海藻より少ないですがヨウ素が含まれるため、取りすぎると甲状腺の障害を引き起こすことがあります。 そのため1日に100g程度、市販のもずく酢なら1日1パックを目安にするといいでしょう。
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
この記事に関するキーワード

特集

FEATURE CONTENTS