ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

簡単かわいい「絞り出しクッキー」

どこか懐かしさを感じる、レトロな「絞り出しクッキー」。口金や絞り方を変えると、さまざまな形が楽しめます。手作りしても高級感があるので、手土産やプレゼント、おもてなしスイーツとしてももってこいですよ。

この記事では、形別の絞り方や生地の味を変えるアレンジを15種類ご紹介します。つまづきやすいポイントも要チェック。慣れると型抜きクッキーを作るよりも簡単で、大量生産も楽にできますよ。

【形別】絞り方のコツとおすすめの口金

絞り出しクッキーは、使用する口金や絞り方によって、仕上がりの形が異なります。口金の主なものに星口金、丸口金、片目口金があり、それぞれ直径や切り込みの数・深さの違いによっても、見た目の印象が違うものに。

口金は直径の大きいものほど生地が多く出るため、大きいクッキーができます。切り込みの数が少ないほどクッキーの厚みが出て、切り込みが深いほど、くっきりとしたラインが付きますよ。作りたいクッキーに合わせて、口金を選びましょう。

基本形

星口金を使ってくるっと “の” の字に絞る、絞り出しクッキーの定番の形です。シンプルな生地でも、花のような形がとってもエレガントに。チョコレートやフルーツジャムなどでトッピングすると、より華やかに仕上がりますよ。

【絞り方】
星口金を付けた絞り出し袋に生地を入れ、内側から外側に向かってゆっくりと “の” の字を描くように、生地を絞り出します。オーブンシートの上に直接絞ればOK。1個の大きさは直径3~4cm程度になるよう調整してください。

【口金】
口径6mm、6切の星口金

星形

シンプルながら、意外とコツが必要な星型。ひと口サイズに仕上がり、クッキー生地が少量でも作れます。中途半端にクッキー生地が余ったときにも活用できますよ。

【絞り方】
オーブンシートに押し当てるように少しの生地を出し、垂直に引き上げながら生地を絞り出します。このとき、ぶれないように両手で固定しながらおこなうと星形に、小さい円を描くようにひねりながら絞り出すと、ホイップクリームのような形に。

【口金】
口径7mm、8切の星口金

ウエーブ

サブレヴィエノワでおなじみの、ウエーブ形のクッキーです。ヴィエノワとは「ウイーン風の」という意味があり、Wのような波形に絞ります。卵黄を使わない生地で作られ、さっくりとした食感が特徴です。

【絞り方】
1本が5cmほどの長さになるように、3回カーブができるようジグザグにクッキー生地を絞り出します。星口金のギザギザが直線になるように、なるべく平行に絞ると、きれいに見えますよ。ゆっくり絞るとぶれやすいので、リズム感を持って作業しましょう。

【口金】
口径8mm、8切の星口金

馬蹄形

クッキー生地をU字型に絞る馬蹄形です。そのままでもよいですが、チョコレートをコーティングしてひと手間加えると、おしゃれに見えますよ。口金の切り口が多いものを選ぶと、エレガントな印象に仕上がります。

【絞り方】
生地を3cmほど絞ったらゆっくりと折り返し、U字を描くように絞り出します。力加減を一定に保ち、カーブの大きさをなるべくそろえましょう。焼き上がりの見映えがよくなりますよ。

【口金】
口径8mm、8切の星口金

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