ライター : Raico

製菓衛生師 / フードコーディネーター / フードライター

絞り出しクッキーの人気レシピ4選

1. アレンジ広がる。サクサク絞り出しクッキー

どんな形にも応用しやすい、プレーン生地のレシピです。クッキー生地は少し硬めのほうが口金のギザギザの形がはっきりと出て、焼き上がりが美しくなりますよ。絞るのに少し力がいるので、絞り袋が破れないように厚手のものを使用しましょう。ピスタチオを中央にのせると、よそ行きの雰囲気に。

2. さくしゅわ食感。メレンゲクッキー

Photo by macaroni

さくさく食感のメレンゲクッキーは、卵白・グラニュー糖・コーンスターチの3つのみ。メレンゲをしっかりと泡立てることが、上手に作る秘訣です。焼くときはオーブンを低温にして、乾燥させるようにしましょう。卵白1個でも星形で絞ると、30~40個も作れます。卵白消費にも使えますよ。

3. 丸口金で絞り出して。ラングドシャ

Photo by macaroni

軽い食感の薄焼きクッキー、ラング・ド・シャ。スプーンで生地をのばして簡単に作ることもできますが、絞り袋に入れて成形すると、形がそろいやすくきれいに仕上がります。焼くと広がるので、間隔を開けて生地を絞り出してくださいね。ガナッシュを挟んで、サンドクッキーにしてもおいしいですよ。

4. 高級感あり。ホワイトチョコサンドクッキー

細長いココアクッキーにホワイトチョコレートをサンドする、リッチなクッキーです。レシピでは丸口金を使いますが、星口金や片目口金でもOK。ココアのほろ苦さとホワイトチョコレートの濃厚な甘味が、絶妙にマッチします。クッキーは大きさをそろえて絞るのが、上手に作るコツですよ。

【形別】絞り方のコツとおすすめの口金

絞り出しクッキーは、使用する口金や絞り方によって、仕上がりの形が異なります。口金の主なものに星口金、丸口金、片目口金があり、それぞれ直径や切り込みの数・深さの違いによっても、見た目の印象が違うものに。

口金は直径の大きいものほど生地が多く出るため、大きいクッキーができます。切り込みの数が少ないほどクッキーの厚みが出て、切り込みが深いほど、くっきりとしたラインが付きますよ。作りたいクッキーに合わせて、口金を選びましょう。

基本形

星口金を使ってくるっと “の” の字に絞る、絞り出しクッキーの定番の形です。シンプルな生地でも、花のような形がとってもエレガントに。チョコレートやフルーツジャムなどでトッピングすると、より華やかに仕上がりますよ。

【絞り方】
星口金を付けた絞り出し袋に生地を入れ、内側から外側に向かってゆっくりと “の” の字を描くように、生地を絞り出します。オーブンシートの上に直接絞ればOK。1個の大きさは直径3~4cm程度になるよう調整してください。

【口金】
口径6mm、6切の星口金
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ