30. 餅

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鍋用に薄くスライスされているものをすき焼きに入れると、とろりとした食感に仕上がりますよ。軽く焼き色をつけてから入れると香ばしい風味も楽しめます。餅巾着も、手軽で煮崩れしにくいのでおすすめです。

餅をおいしく食べるコツ

  1. トースターやグリルで餅に焼き色がつくまで加熱します。
  2. 割り下を入れたあとに加えて煮込みます。

31. ちくわ

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スーパーで手軽に購入することができるちくわも、すき焼きの具材として大活躍してくれますよ。安く買えるうえに、やわらかい食感でお子さんでも食べやすい点が魅力です。ぜひ試してみてくださいね。

ちくわをおいしく食べるコツ

  1. 1〜2cm幅の斜め切りにします。
  2. 割り下を入れたあと、ほかの具材とともに加えて煮込みます。

32. はんぺん

Photo by 前田未希

おでんで定番のはんぺんですが、すき焼きとの相性も抜群です。おでんと同様に煮汁に浸しておいしく食べることができます。あまり煮込むと、旨味が逃げてしぼんでしまうので、温める程度でいただくようにしましょう。

はんぺんをおいしく食べるコツ

  1. 想像以上に大きく膨らむため、小さめのひと口大に切ります。
  2. 割り下を入れ、ほかの具材をある程度煮込んだあと加え、温める程度に加熱します。煮込みすぎないよう注意してください。

すき焼きの具材の組み合わせの考え方

すき焼きの具材を何にするか迷ったときは、食材の特徴を考えるとよいでしょう。組み合わせを工夫することで、それぞれの魅力が活きた本格的なすき焼きに仕上がります。

香りと旨味を出す具材

すき焼きをおいしく作るうえで欠かせないのは、煮汁に旨味を与えられる食材です。例えば、長ねぎやしいたけが代表的。 特にしいたけは、しっかりとした香りと旨味のあるだしを煮汁に溶け込ませるため、全体の味を格上げできます。旨味を出す食材は、すき焼きのベースを作る大切な存在です。

水分調整をしつつ、旨味を吸収する具材

しらたきや豆腐、麩などは、煮汁の旨味を吸収する具材です。 食材がもともと持つ水分を出しつつ、煮汁に溶け出した旨味がしっかりと染み込みます。水分量や味付けなど、全体のバランスを整えられますよ。

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