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野菜の下ごしらえは電子レンジで時短♩
電子レンジで野菜を加熱したとき、野菜が焦げてしまったり、加熱にムラがあったり、シナシナ、パサパサになっておいしくなくなってしまったという経験をしたことがある人も多いと思います。もしかしたら、「野菜を電子レンジで温めるだけなら」と、特に何も気にせず、切ったままの野菜をそのまま入れて加熱してしまうのが失敗の原因かもしれません。
電子レンジを使うときは、3つのポイントを抑えておけば大丈夫!野菜だけでなく、他の食材を温めるときにも役に立つので覚えておきましょう。
1. 電子レンジは上から熱(マイクロ波)が照射されているが、真ん中は温まりにくい。
2. 野菜の「角」などの尖った部分に熱が集中する。
3. 油や塩に熱が集中する。
野菜の切り方、置き方にも工夫が必要
お肉などを電子レンジで解凍してみると、周りは温まっているのに中央に行くほど凍っていて解凍できていないというミスはよくある話。中央が温まりにくい電子レンジの特性をうまく利用するには、食材を中央にまとめて置かない「ドーナツ置き」をマスターしましょう。
野菜を切るときも、あえて「乱切り」にすることで加熱のムラを防ぐことができます。注意したいのは塩と油です。ほうれん草などの葉野菜を茹でるときによく塩を振りますが、電子レンジで野菜を温めるときに塩をふると加熱ムラの原因になってしまいます。
同様に、オリーブオイルなどを回しかけてしまうのもNGです。加熱のムラを防ぐには、角の当たらない丸い容器に入れて電子レンジにかけるというのもポイントの一つ。
丸ごと野菜を加熱するときの「浮かせ技」!
じゃがいも、さつまいもなどの根菜類をまるごと温めたいときは「浮かせ技」をマスターしましょう!使う道具は「割り箸」だけ。ターンテーブルの上に割り箸を並べ、その上に野菜を置きましょう。お皿の上に割り箸を渡して、その上に野菜を置いてもいいでしょう。
電子レンジの庫内で反射をするマイクロ波を、下からも当たるようにして加熱しやすくするのがポイントです。加熱しすぎて蒸気で下の方だけベチャっとしてしまうのを防ぐこともできて一石二鳥です。
また、熱が上から照射されているという特性を活かし、葉野菜を加熱するときは下に柔らかい葉、上に硬い根や茎を入れて電子レンジにかけるのもコツです。
電子レンジの特性を知って時短上手♩
野菜がおいしくなくなってしまうのは加熱のしすぎと、蒸気をうまく逃がせていないということが主な原因かもしれません。これまであまり意識していなかったポイントをしっかり抑えて、電子レンジで上手く加熱することができれば夏の時短調理も完璧かも!?
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