転がすようにしてまんべんなく焼く

焼肉は何度もひっくり返したらダメ、とよく言われますね。赤身肉は確かにそのとおりです。しかしミノは、何度もひっくり返しながら焼きましょう。赤身肉と違って内臓肉は、どんなものでも中までしっかり火を通すのが必須です。

一方だけ焦げて、ほかの面は生焼けというのはNG。まんべんなくひっくり返しながら、表面が軽く焦げる程度に焼くと、中はしっとりと仕上がります。格子状に入れた切れ目が、花が開いたようになれば食べごろです。

購入できるお店と下ごしらえ

小さな精肉店やスーパーの精肉コーナーで、ミノを販売していることは少ないです。ホルモン全般を取り扱っている専門店なら、大半がミノを置いています。ほとんどが生の状態で売られているため、下ごしらえは欠かせません。

下処理の方法は、ミノの表面にたっぷりの塩をふり、全体をこするようもみこみ水洗いするのが基本です。念入りにするなら、さらに小麦粉をもみこみ水洗い。これでくさみの元であるぬめりや、汚れがかなり取れます。

続いて切り目を入れますが、生の状態では扱いにくいかもしれません。熱湯でさっとゆでると、表面が固まり包丁が入りやすいです。片面に格子状の切り目を入れますが、食べやすくするなら両面に入れてもOK。その場合は、肉がバラバラにならないよう、浅めに切るようにしましょう。

ミノを使うおすすめのレシピ

ミノを使う代表的な料理のレシピを、3つ紹介します。ミノを焼肉以外で食べるときの参考にしてください。

1. ミノとセンマイのみそ味もつ鍋

博多発祥のもつ鍋は、いまや全国的に知られています。別名ホルモン鍋とも呼ばれ、具材はおもに牛の小腸や大腸を使うのが一般的です。そんなもつ鍋の具材にミノとセンマイを使い、即席麵のみそスープを利用するユニークなレシピ。もちろん、だしとみそでスープを作っても良いですよ。

2. ミノとたっぷり野菜のホルモンうどん

焼きうどんにホルモンを加えると、いつもと違う味わいを楽しめます。ホルモンうどんは、岡山県津山市の郷土料理として有名。そんな焼きうどん用のたれを作るレシピで、肉の種類や野菜の指定はとくにありません。ぜひミノとお好みの野菜で作ってみてください。おいしさ満点です。

ミノは通販でも購入できる

ITEM

肉のいわま 上ミノ(冷凍)切り目入り焼肉用 自家製たれ付き

¥1,944〜

内容量:300g 保存温度:-18℃以下で保存 賞味期限:製造から180日 原産地:オーストラリア

※2023年1月16日時点 価格は表示された日付のものであり、変更される場合があります。本商品の購入においては、Amazon.co.jpおよびrakuten.co.jpおよびshopping.yahoo.co.jpで正確かつ最新の情報をご確認ください。
住まいの近くにホルモン専門店がない場合は、ネットショッピングを利用すると便利です。こちらは、オーストラリア産の上ミノに切り目を入れ、自家製たれをつけた商品。面倒な下ごしらえをする必要がありません。クセやくさみが気になるようなら、さっと下ゆでしてください。
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