ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

情報誌の編集・ライターとして出版社に勤務後、パティシエとしてホテル・洋菓子店・カフェレストランにて修業を重ね、デザート商品開発に携わる。一方でフードコーディネーター、ラッピ…もっとみる

白いお菓子「ブランマンジェ」

フランス語で「白い食べもの」という意味に由来する「ブランマンジェ(blanc-manger)」。牛乳・生クリーム・砂糖に洋酒やバニラを加えて風味を付け、ゼラチンで固めるスイーツです。ミルキーで、ふるふるとやわらかく口どけのいい食感が特徴。

もともと中東で砂糖とアーモンドパウダーを使い作られていたものが始まりで、7世紀にヨーロッパへ伝わったとされます。中世の頃になると上流階級のみが食べられる、甘じょっぱいスープのような貴重な料理だったようです。

ブランマンジェとパンナコッタの違いは?

白いプリンのようなお菓子は、ブランマンジェのほかにもあります。特に、イタリアンドルチェの「パンナコッタ」とブランマンジェはよく似ています。

【ブランマンジェ】アーモンドで香りをつけた牛乳に砂糖を加え、コーンスターチかゼラチンで固めた冷たい菓子のこと。
洋酒、ホイップ、果物のピューレなどを加えて作られ、そのまま食べたり果物のソースをかけたりします。アーモンドを使わず作ることもあります。

【パンナコッタ】生クリーム、牛乳、砂糖を合わせて煮詰め、ゼラチンで固めたイタリアのデザートのこと。
生クリームを多く使用し、ゼラチンで固めに仕上げるので「ぷるんぷるん」の食感が特徴です。

一方ブランマンジェはアーモンドミルクや牛乳を、コーンスターチやゼラチンで固めていて、「ふるふる」としたゆるめの食感です。

また現在の日本には、砂糖、洋酒、生クリーム、バニラなどで風味を付けた牛乳を、ゼラチンで固めるレシピが多く存在。アーモンドやアーモンドミルクを使わなくても、ブランマンジェとされることがあります。

コーンスターチで作るブランマンジェレシピ7選

1. 電子レンジで作る!簡単ブランマンジェ

お菓子作り初心者の方でもトライしやすい、電子レンジで作るブランマンジェです。ボウルに材料を混ぜて電子レンジで2回加熱し、とろみを付ける簡単レシピ。途中で吹きこぼれないよう、様子を見ながら加熱することがポイントですよ。ジャムやフルーツを添えれば、簡単に作ったとは思えないですね

2. 材料3つ!グラス入りブランマンジェキウイソース

こちらも電子レンジを使うブランマンジェのレシピで、材料3つでできる簡単レシピ。火を使いたくない暑い時期にもってこいですね。さっぱり味のキウイソースも混ぜるだけなので、とても楽ちんですよ。レシピは1人分ですが、量が多い場合は様子を見ながら、加熱する時間を増やしてくださいね。

3. 和素材で作る!抹茶と豆乳のブランマンジェ

和素材の抹茶と豆乳を組み合わせる、ブランマンジェのレシピです。抹茶のほろ苦さが豆乳の自然な甘味で引き立つ、上品なひと品。透明な器に入れると、抹茶の色が出てきれいですね。きなこやあんこ、黒蜜を添えれば、甘味処のスイーツみたい。和風のブランマンジェで、京都旅行の気分を楽しんでみてはいかがでしょうか。

4. ミルキーな味わい。濃厚ミルクブランマンジェ

牛乳や生クリームだけでなく、コンデンスミルクを加えるブランマンジェです。牛乳たっぷりのアパレイユを煮詰めることで、ミルキーで濃厚な味に仕上がりますよ。お好みのジャムやフルーツソースを添えればOK。酸味のあるフルーツのものを使うと、ブランマンジェの味が引き立ちます。

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