ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

長持ちさせる!サニーレタスの保存方法

Photo by 稲吉永恵

代表的なリーフレタスのひとつであるサニーレタス。葉質がやわらかく、サラダや巻き物に大活躍しますが、その分傷みやすいのが難点です。サニーレタスは適切に冷蔵・冷凍保存することで日持ちを伸ばすことができますよ。この記事では野菜ソムリエがサニーレタスの正しい保存方法を解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

サニーレタスをおいしく保存するポイント

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常温保存はNG

サニーレタスは、常温保存では傷みやすいためNG。葉がやわらかく乾燥しやすいことから、すぐにしおれたり溶けたようになったりします。基本的に冷蔵庫の野菜室で保存するのがおすすめです。

包丁でカットしない

サニーレタスに限らずレタス類は、刃物で切ると切り口が茶色に変色します。手でちぎることで変色を防げますよ。苦みも出やすいため、包丁をカットしないようにしましょう。

丸ごとサニーレタスの冷蔵保存法[保存期間:約1週間]

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サニーレタスを丸ごと冷蔵保存するときは、購入した袋のままではなくひと工夫することで日持ちを伸ばすことができます。まずは袋から取り出し、土が付いている芯の部分をきれいに洗いましょう。

そして芯は残したまま、サニーレタスの根元に濡らしたキッチンペーパーを巻きポリ袋に入れます。保存容器やコップに根元を下にするようにして入れ、冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。約1週間保存可能。キッチンペーパーは毎日取り替えるとより長持ちします。

爪楊枝を使うサニーレタスの冷蔵保存法[保存期間:2週間程度]

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レタスの芯には成長を進める役割を果たす「成長点」というものがあります。芯に爪楊枝を刺して成長点を破壊することで、成長が止まり鮮度を保てますよ。まず芯の部分が乾燥したり変色したりしている場合はカットし、爪楊枝をしっかり奥まで刺し込みます。

芯の大きさに合わせて、3本ほど差し込んでください。そして根元に濡らしたキッチンペーパーを巻きポリ袋に入れます。丸ごと保存するとき同様、冷蔵庫の野菜室に立てて保存してください。2週間程度保存可能です。

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