ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

冷蔵でも長持ち!簡単にできる保存アイデア

Photo by 稲吉永恵

レタスは、フレッシュでみずみずしいうちに食べ切りたいもの。ひと玉丸ごと買ったレタスが、気がついたら傷み始めていたなんてことありませんか?

日持ちのしないレタスをなるべく長持ちさせるには、丸ごと保存するのが最適。そして、ちょっとしたひと手間を加えてから冷蔵保存するのがコツですよ。おすすめの保存テクニックをご紹介します。

1. 芯をくり抜く保存方法

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レタスの芯をくり抜いた部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めることで、鮮度を保つことが可能。レタスの芯は、必ず手でくり抜きます。レタスは金気を嫌うもの。包丁を使うと金属によって酸化し茶色に変色するため、親指で芯を押し込んで外しましょう。指で押せない場合は手のひらで押してもいいですよ。

1. レタスの芯を親指で押す(写真1)

2. 芯を押し込んで、ねじるようにしてくり抜く(写真2、3、4)

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3. 芯をくり抜いた穴に、濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを詰める(写真5)

4. レタスをキッチンペーパーや新聞紙で包む(写真6、7)

5. キッチンペーパーで包んだレタスをジッパー付き密封袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる(写真8)

保存期間

この保存方法なら、約1週間ほど保存可能です。一番外側の葉は、捨てずにレタスを包んで保存するのがおすすめ。保存状態がよければ、2週間ほど保存できる場合もありますよ。

2. つまようじを使う保存方法

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レタスの芯には成長を進める役割を果たす「成長点」というものがあります。つまようじを刺して成長点を破壊することで、成長が止まり鮮度を保てますよ。

1.
レタスの芯につまようじをしっかり奥まで刺し込む(写真1)

2. レタスの芯の大きさに合わせて、3〜4本刺し込む(写真2)

3.
レタスはキッチンペーパーで包む(写真3)

4. キッチンペーパーで包んだレタスをジッパー付き密封袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる(写真4)

保存期間

保存状態がよければ、冷蔵庫で1ヶ月ほど保存できる場合もあります。キャベツや白菜などほかの葉物野菜にも応用できるので、ぜひ試してみてくださいね。

3. 小麦粉を使う保存方法

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小麦粉を使う保存方法は、レタスの芯の部分から水分が抜けるのを防ぎ、鮮度を保つ効果が期待できます。使うときは、小麦粉を付けたまま外葉から外してくださいね。

1.
レタスの芯の部分を2〜3mm切り落とす(写真1)

2. 切り口に小麦粉を付ける(写真2、3)

3. キッチンペーパーで包んだレタスをジッパー付き密封袋に入れ、芯の部分を下にして冷蔵庫の野菜室に入れる(写真4)

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