ライター : はちこ

料理研究家 / 元イタリアンコック

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小あじよりも小さい豆あじ!

初夏から秋が旬の豆あじは、南蛮漬けをはじめ、さまざまな料理で食べることができます。スーパーで手に入れることができ、お財布にもやさしい豆あじ。同じように売られている小あじとの違いをご存知でしょうか?

豆あじと小あじは、実はどちらも真あじの幼魚を指す通称。サイズや地方にによって呼び名が変わります。厳密なサイズの決まりはなく、一般的に10cmより小さいものを豆あじと呼ぶことが多いですよ。

豆あじは小さいため、頭から尻尾まで骨ごと食べることができます。この記事では、まるごと食べられる豆あじのおいしいレシピをご紹介します!

慣れれば簡単!豆あじの下処理

※画像はイメージです
豆あじは小さな魚なので、大きな魚のようにさばかずにほぼ手指だけで処理することができます。下処理の方法は以下を参考にしてくださいね。

・豆あじののエラ蓋に親指と人差し指を入れる
・胸鰭(むなびれ)あたりまで一緒につまむようにして、エラと内臓を取る
・お腹の内側を流水で洗い流す
・キッチンペーパーで内側の水気をしっかり拭き取る

なお、尾の付け根にある「ぜいご」は取っても残してもどちらでも構いません。気になる方は、上記工程のはじめに包丁で取り除きましょう。

豆あじといったらまずはコレ!南蛮漬けレシピ3選

1. 和食の定番。豆あじの南蛮漬け

Photo by macaroni

片栗粉をまぶして揚げた豆あじと、色とりどりのしゃきしゃきの野菜が絡む、甘酸っぱい豆あじの南蛮漬け。主菜としても副菜としても人気で、作り置きのおかずとしても重宝しますよね。豆あじを低温でじっくり揚げ焼きにすることで、骨まで食べることができますよ。

2. 揚げない!豆あじの南蛮漬け

南蛮漬けは、揚げ焼きにする方法が定番ですが、豆あじを揚げずにグリルで焼き、調味液に漬け込んで作ってもOK。油を使わず、揚げる手間も省けます。スライス野菜と一緒にひと晩寝かせることで、しっかり味が染みておいしくなりますよ。

3. 子どもでも食べやすい。ケチャップ味の南蛮漬け

甘酢で作ることが多い南蛮漬けを、ケチャップでアレンジします。白だしやすし酢を加えるため、和食にも合う味付けに。なじみのあるケチャップ味なら、子どもも喜んでくれますよ。豆あじを揚げたら、熱いうちに浸けると味が染み込みます。

サクッとおいしい♪ 豆あじの唐揚げ天ぷらレシピ5選

4. シンプルでおいしい!豆あじのカレー唐揚げ

片栗粉をまぶしてカリッと揚げた豆あじに、カレー塩をまとわせます。余分な片栗粉をはたいてから揚げることで、脂っこさがない軽い口当たりに仕上がりますよ。カレー粉以外にもハーブソルトや山椒塩などでアレンジを楽しんでみて。

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