本みりんを煮切る方法

みりんを煮切る目的は、みりんが本来持っている風味を活かすためです。最初から煮切ったみりんではだめなの?と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。 実際に業務用では、煮切りみりんなども販売されています。ですが、アルコールが飛ぶときに魚や肉の臭みなども一緒に取り除いてくれるので、みりんのアルコール分にもいいところがあるのです。また、アルコール分の持つ風味を活かした料理もありますので、一概にアルコール分が悪者というわけではありません。

本みりんの特徴

本みりんはアルコールを含んでいるので、お酒の仲間です。しかし、一般的には調味料として使われています。 元々は甘口のお酒として、女性やお酒に弱い人が飲んでいたようです。調味料として使われ出したのは江戸時代後期で、一般家庭で調味料として使われ出したのは昭和30年代とされています。 本みりんには様々な特徴があるのですが、特に本みりんの持つ、砂糖とアルコールの作用で煮崩れを防ぎます。ですから、美しい見た目の料理に仕上がるのです。さらに、食材の旨みを外に逃がさない効果もあります。

煮切らない方がよい場合

かつて本みりんやお酒は、調理をする際に必ず煮切ってから使うこととされてきました。本みりんやお酒を煮切らないでそのまま使うと、アルコール分の匂いで料理の風味が損なわれてしまうからです。煮切ることでうまみや甘みだけを残せば、より風味が増すんです。 ところが近年では、みりんは煮切る必要がない、という意見も出てきています。これは、ひと頃に比べて、アルコールの調理効果が見直されてきたことも一つの要因です。煮切ってアルコール分を飛ばすと、煮崩れの防止効果が下がってしまったり、さらには食材の旨みも外に出やすくなったりするからです。

煮切りみりんの使い方が分かるレシピ

煮切りみりんはその甘さから、砂糖の代用品としても使うことができます。甘みを出したい、しかし糖分は控えたいというときに、煮切りみりんが役立ちます。 食材の旨みを逃がさない、さらには煮崩れを抑えるなど様々な効果が期待できる煮切りみりんを使いこなせば、料理の深みも自然と増していくはず。そんな煮切りみりんを使ったレシピをご紹介しましょう。

タコときゅうりの酢の物

煮切りみりんを使った、タコときゅうりの酢の物です。酢の物にミョウガをトッピングすることで見た目も味もワンランクグレードアップします。煮切りみりんで十分に甘さを出しているのですが、好みによって砂糖を足しても大丈夫です。

マグロの漬け

漬けこむだけでびっくりするほどおいしくできちゃうマグロの漬け。漬け込む時間は4〜5分ほどでいいので楽々つくれますよ。刺身では楽しめない、コク深い味わいを堪能してみてください。
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