30. 揚げ玉

関西では天かすと呼ばれる揚げ玉を、カレーにトッピングしてもおいしくいただけます。そばやうどんにのせる揚げ玉を、なんでカレーにと思うのは当然のことですね。もとは全国チェーンのうどん店で、カレーライスをメニューに加えたのがはじまり。

うどん店なので卓上には、無料の揚げ玉が置いてあります。それを客がカレーにのせだしたのが話題に。カロリーが気になりますが、ぜひおうちでも試してみてください。

コクが増す!カレーの具材【フルーツ】編4選

31. バナナ

Photo by macaroni

カレーはさまざまなスパイスを配合して作る料理ながら、香辛料だけではコクと旨味がありません。そのために肉や野菜などを加えるのですが、もうひとつ必要なのが甘味です。完熟したバナナをルーに混ぜることで、深いコクが生まれます。

また薬味やつけ合わせとしても使われるチャツネのように、つぶした甘い完熟バナナを添えてもOK。味の対比効果によって、カレーのスパイシーさがさらに際立つこと間違いなしです。

32. パイナップル

さわやかな酸味と濃厚な甘味が持ち味のパイナップルを、カレーに入れてみましょう。コクをプラスするというよりも、酸味と甘味がカレーのスパイシーさと相まった、トロピカルな風味でおいしさアップ。子どもにも喜ばれる味わいです。

なおパイナップルには、たんぱく質分解酵素が含まれています。この酵素は肉をやわらかくするとされますが、熱に弱いため、一緒に煮込むだけでは効果を期待できません。

33. マンゴー

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南国を代表するフルーツであるマンゴーは、抜群の糖度とトロピカルな味わいが魅力です。フィリピン産を中心に国や品種を変えて、輸入物が一年中流通しています。国産マンゴーもありますが、希少で高価。

手頃な輸入物で完熟したものがあれば、カレーに加えてみてください。いつもとひと味も、ふた味も違う深いコクが生まれます。有名な老舗果物店がマンゴーカレーを販売しているほどで、その味わいは折り紙付きです。

34. 桃

すっかり高級品となった桃を、カレーに使用するのは現実的ではありません。しかし比較的手頃な桃の缶詰を利用して、カレーに甘味とコクをプラスする裏わざが。広島の呉基地にある海上自衛隊の艦船で、実際に使われているレシピです。

TVで紹介され話題になり、この作り方を真似る主婦が続々と。パイナップルやマンゴーなど、トロピカルフルーツとはまた違った、上品な香りと甘味、コクのあるカレーができあがります。

あなた好みのカレーの具材はありましたか?

誰もがカレーに加える定番具材から、普段は使わない変わり種具材までを紹介しました。なかにはこんなものをカレーに入れて大丈夫?と思うような食材もあったのでは。食べ物の好みは人それぞれで異なるため、すべてがおすすめというわけではありません。

そんななかで少しでも気になった具材があれば、ぜひ一度試してみてください。いつものかわり映えしないカレーが変身して、また違ったおいしさを発見できるはずですよ。

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