6. きのこ

近年、カレーにきのこを入れるおうちが増えています。きのこは思いのほか旨味が強く、よいだしが出るため、カレーの具にぴったりな食材。使用するきのこはどんな種類でもかまいませんが、しめじとエリンギ、まいたけの組み合わせがとくにおすすめです。

普段作るいつものカレーにプラスするだけでOK。肉やじゃがいもなどがなくても、きのこと玉ねぎ、彩りのよいにんじんを入れるだけでも、十分においしいカレーが作れます。

カレーに合わせたい具材【野菜】編10選

7. キャベツ

Photo by macaroni

じゃがいもやにんじんなどの定番具材だけでなく、ほかの野菜でカレーを作ってもおいしいです。手頃なところでは、野菜室に入っていることが多いキャベツを使ってみましょう。サラダや揚げ物のつけ合わせ程度にしか使わず、余っているという家庭も多いのでは。

キャベツの硬い外側の葉や芯も、煮込むことでやわらかくなり、独特の甘味がスパイシーなカレーによく合います。一度は作ってみる価値ありですよ。

8. 大根

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意外なところでは、煮物やみそ汁の具などに用いられ、和の食材というイメージが強い大根も、カレーによくマッチします。一度食べたらリピート間違いなしのおいしさで、きっとびっくりするはずです。

夏場の大根は苦くて辛く、冬場は甘くてジューシーなのが特徴ながら、カレーに入れると季節による違いはあまり感じられません。信じられないでしょうが、だまされたと思って、ぜひ大根を具材にしてみてください。

9. トマト

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カレーにトマトを入れるのは、とくに珍しいことではありませんね。わりと昔からよくある調理法で、お店でもトマトを隠し味に使っているところがあるほど。ビーフシチューやミートソースに、トマトを加えるのと同じ理屈です。トマト缶やジュースでも代用可能。

ほどよい酸味とコク、旨味のある、ちょっとおしゃれな味わいに変身します。生のトマトは湯むきしてから入れると、皮が口の中に残らず食べやすいですよ。

10. 白菜

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キャベツをカレーの具材にしておいしいのなら、白菜を入れても間違いなくおいしいはずです。ただし白菜は加熱すると水分が出るので、鍋に加える水の量を少なめにするか、無水調理にする必要があります。

淡白ながら、白菜から良いだしがたっぷり出るため、カレーの味わいがワンランクアップ。そのほかの具材は、お好みの肉と玉ねぎだけでも十分です。野菜室でたくさん余っている、白菜の大量消費にもおすすめします。

11. ほうれん草

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ほうれん草もカレーに適した野菜です。ほうれん草のカレーといえば、北インド料理のサグカレーが有名。サグとは本来、ヒンディー語で「菜の花」を意味する言葉で、ほうれん草ではありません。

もちろん味わいは異なりますが、日本では入手しやすくリーズナブルな、ほうれん草を使うことが多いですね。サグカレーみたいにペースト状にしなくても、普通のカレーの具材のように、切って入れるだけでもおいしいですよ。

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