13. 春を味わう。せりとトマト、ほたるいかの炒め物

春の風物詩であるほたるいかと、冬から大量に出回るせりで作る炒め物です。どちらも春の訪れを告げる季節感のある味覚で、トマトを加えてさらに彩りよく仕上げるひと品。素材の色合いを活かすため、味付けは塩のみですが、ハーブやにんにくの風味が料理全体の味を一層引き立ててくれます。

14. ごはんにのせてもおいしい。せり炒めの卵とじ風

スーパーで購入したせりが余って、どうしようかと悩んでいる場合、このレシピで簡単に使い切ることができます。使用する材料は余ったせりに、冷蔵庫に常備していることの多い卵だけと、じつにシンプルで経済的。献立のひと品にはもちろん、ごはんにのせて丼ものにしてもおいしいですよ。

15. ちくわがミソ!せりと桜えびのひと口かき揚げ

三つ葉や春菊を天ぷらにするように、せりをかき揚げの具材にしてみましょう。一緒に揚げる具材は揚げると甘くなる玉ねぎや、意外と旨味の濃いちくわ。そして春と秋の3ヶ月ずつだけ漁獲される、駿河湾名産の桜えびです。生えびがあればベストですが、干しえびでもおいしく作れますよ。

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16. 風味をシンプルに味わえる。せりのごまみそ汁

せりは和え物やおひたしだけでなく、汁物の具にもよく利用される野菜。温かいみそ汁にせりを入れるだけで、いつもと違う爽やかな風味とシャキシャキした食感を楽しめます。さらに白いりごまを少し加えてあげると、コクと香ばしさがアップ。春の訪れを感じさせてくれるひと品です。

17. 名産地の田ぜりで作る。水耕せりのかき玉スープ

自生する野ぜりは春が旬ですが、水田で栽培される田ぜりは、各地で一年を通して出荷されます。そのなかでも全国生産量3位を誇る、大分県の「水耕せり」が有名です。やわらかくてクセが少ないため、サラダやおひたしはもちろん、かき玉のすまし汁にしてもおいしくいただけますよ。

18. 海の幸と一緒に堪能する。せりと牡蠣のみそ汁

せりで作るみそ汁ながら、さらに牡蠣を加えることで、具だくさんでリッチな汁物に変身。せり独特の香りと風味が、濃厚でミルキーな牡蠣の旨味に、意外なほどマッチします。牡蠣は滅菌処理した生食用よりも、磯の滋味をしっかり感じられる、加熱用のほうがおすすめです。

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