5. まるごと生オクラのマリネ

常備菜を作りたいときは、オクラのマリネはいかがでしょうか。甘酸っぱいひと品は、箸休めに最適です。シンプルな味付けのため、幅広い献立に合わせられますよ。レシピでは紅花を入れますが、なくてもおいしく作れます。

オクラの保存方法

冷蔵保存

キッチンペーパーや新聞などで包んでから、ポリ袋に入れます。口を縛ったら冷蔵庫で保存しましょう。保存期間の目安は3日ほどです。保存する際は、オクラを立てておくことも忘れずに。水滴がついている場合は、ふき取ってから保存すると長持ちします。

少量の水を入れたビンに、オクラのヘタを下にして入れて、冷蔵保存するのもおすすめ。表面が乾燥しないように、ビンには蓋をするか、蓋ができない場合はラップをかけます。あとは冷蔵庫の野菜室に入れましょう。保存期間の目安は、1週間ほどです。

冷凍保存

オクラの長期保存には、冷凍が向いています。生のままでもゆでたものでも、冷凍可能。保存期間の目安は1か月です。

生の場合は、下処理をしてから、水で洗いしっかりと水気を拭き取ります。使う分ずつラップに包んでから、フリーザーバックに入れて冷凍しましょう。

ゆでる場合は、下処理をしてから、15秒程度サッとゆで水気を拭き取ってください。使う分ずつラップに包んでから、フリーザーバックに入れて冷凍します。

野菜ソムリエのワンポイントアドバイス

  1. 解凍すると細胞が崩れてドリップが出ます。レンジで加熱して解凍するのは避けましょう。
  2. 冷凍オクラは、炒め物や煮物に使うなら凍ったままカットし、そのまま調理するとよいです。
  3. 和え物やサラダにするときも、凍ったまま和えるとすぐに解凍されて食べられます。

日々の食生活にオクラを取り入れてみて

オクラは、生で食べるとシャキシャキとよい食感が楽しめます。おいしく食べるには、きちんと下処理することが大切。ひと手間かけるだけで、色鮮やかな緑色になり口当たりもよくなりますよ。適切な保存方法や活用レシピも参考に、ぜひオクラを日々の献立に取り入れてくださいね。
オクラの栄養についてコメント/管理栄養士 白江和子
【参考文献】
(2022/05/25参照)

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