ゼラチンがダマになる場合の対策

ゼラチンは一気に入れるとダマになりやすく、一度ダマになると溶け残ってしまいます。板ゼラチンはたっぷりの氷水や冷水でふやかし、粉ゼラチンは冷水に振り入れてふやかしましょう。粉ゼラチンがふやかす段階でダマになったとき、湯せんにかけてうまく溶ければ使用できます。溶けなければ、最初からふやかしなおしてください。

顆粒ゼラチンは50℃程度の液体にそのまま振り入れて使えますが、一気に加えるとダマになります。少しずつ振り入れて、混ぜながら溶かすようにしましょう。

よくある質問

寒天とゼラチンはどちらがカロリーが低いですか?

ゼラチン自体のカロリーは寒天よりも高いものの、ゼリー1個あたりに使用する寒天は約1kcal、ゼラチンは約5~10kcalといずれも少量です。砂糖や果汁といったほかの材料によって、カロリーは大きく変わります。(※1.2.3)

寒天を使うときに気をつけるべき点は何ですか?

寒天は沸騰させてしっかり煮溶かす、酸性のフルーツや果汁と一緒に寒天を煮立てない、冷たい液体は温めてから寒天液と混ぜる、手早く作業するなどの点に気をつけましょう。

ゼラチンが固まらないのはなぜですか?

ゼラチンがきちんとふやけず溶け残っている、たんぱく質分解酵素を含むフルーツを生のまま混ぜる以外に、ゼラチンを加えてから沸騰させたことが考えられます。ゼラチンは沸騰させてしまうと凝固力が弱まるため、60℃程度の液体で溶かしてください。

寒天とゼラチンを混ぜて使うことはできますか?

寒天とゼラチンは、両方使って固めることもできます。少し違う食感になりますが、食感の好みによって併用するほか、片方のみでは固まらない場合に固めることが可能に。使用するときは寒天とゼラチンを混ぜるのではなく、それぞれ溶かしてから液体に混ぜてください。

寒天の代わりに使えるほかの材料はありますか?

ゼラチンやアガーなどほかの凝固剤でも固めることはできますが、食感が変わるため注意が必要です。寒天特有の食感に仕上げたいときは、寒天を使用してください。

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