ライター : 稲吉永恵

野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ

えのきの賞味期限はいつまで?

一年を通して手頃な価格で手に入るうえ、クセがなく、シャキシャキッと特有の歯ごたえがおいしいえのき。どんな素材と合わせてもマッチするので、炒め物だけでなく、サラダや鍋物、汁物などさまざまな料理に活用できます。

えのきに限らず、一般的にきのこ類は賞味期限の設定がないため、パッケージに賞味期限が書かれていません。えのきをおいしくいただくためにも、適切な保存方法や保存期間を知っておくことが大切。詳しく解説するので、ぜひ参考にしてください。

常温で保存しても大丈夫?

パックで販売されているものも含め、えのきは常温保存には向いていません。常温に置いていると、1日程度で水分が出て風味が悪くなり味が落ちるおそれがあります。常温で販売されていたとしても、気温や湿度の高い場所では特に傷みやすいため、購入後は必ず冷蔵庫で保存しましょう。

冷蔵保存の消費期限

えのきは適切に冷蔵保存すると、よりおいしさを保つことができます。えのきは水分に弱いため、余分な水分を残さないように保存することが大切ですよ。

冷蔵保存方法

すぐに使う場合は、買ってきたパックのまま冷蔵庫の野菜室で保存します。日を置く場合は、パックのままではなく、パックを外してキッチンペーパーで包みましょう。ポリ袋やジッパー付き保存袋に入れて冷蔵庫の野菜室に入れます。

ポイントはえのきは洗わず、石づきが付いたままの状態にしておくこと。すべて使い切れない場合は、使う分だけ石づきをカットするのがおすすめです。

冷蔵保存する場合の保存期間

買ってきたパックのまま保存する場合の保存期間は、2〜3日程度です。パックから取り出して保存する場合は1週間ほど保存でき、より長く鮮度を保てます。

冷凍保存の消費期限

Photo by macaroni

1週間程度で食べ切れないときや、使いかけをすぐに消費する予定がないときは、冷凍保存しましょう。冷凍保存するときは、冷凍後に使いやすい状態にしておくのが大切。ぜひ保存手順を確認してくださいね。

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