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えのきの味噌汁を作ろう
えのきはほかのきのこと違って、スリムでモデルさんのようにスラッと背が高いですね。きのこらしい特有な香りがあり、始めはシャキシャキとした歯応えながら、煮込むほどにツルリとした食感に変わります。
しいたけやナメコほど個性が強くなくて淡白で、口当たりがやさしい。冬場は鍋物にも活躍します。そんな控えめな存在ながら、うま味もたっぷりな魅力を120%引き出す、味噌汁のレシピをご紹介しましょう。
えのきは洗う?洗わない?
きのこは、調理のときに洗うか洗わないかでよく論議になります。水洗いすると胞子が落ちて、松茸を筆頭に風味も弱くなってしまうため、きのこ類は基本、洗わずに調理するのが良しとされています。
汚れやおがくずなどが付着している場合は、濡らしたペーパータオルなどで、やさしく拭き取りましょう。
えのきの味噌汁に合う具材
お味噌汁の具は、1種類だけではさみしいもの。栄養価としても何種類かを組み合わせて、味も厚みを増すようにしたいですね。
色白で淡白なえのきには、お豆腐や玉ねぎなどの同系色の食材と、青菜やわかめなどの色物食材の組み合わせが考えられます。それを楽しみながら味わいましょう。
えのきの味噌汁の人気レシピ10選
1. えのきと豆腐の味噌汁
味噌汁の定番であるお豆腐は、淡白でやわらかな口当たり。えのきが入ることで、きのこ特有の香りとうま味がプラスされ、煮込み過ぎなければコリっとした歯応えの対比も楽しいです。
さらに、ミツバがさわやかな香りを放ちます。味と香りのトライアングル。思わずおかわりしたくなる美味しさです。
2. えのきと玉ねぎの味噌汁
えのきには、まるでヒノキを思わせる森の香りがあると思いませんか?玉ねぎは、畑の土の香り。生では強い刺激臭も煮るとすっかり薄れて、どっと甘みが出ます。決してぜいたくな材料は使っていませんが、この一杯で身体が喜ぶ満足感を得られますよ。
3. えのきと卵の白みそ汁
えのきに、玉ねぎと卵を加えたやさしい味わい。卵は、次世代の命を育む完全食品と言われています。卵を菜箸で大きくかき混ぜて、ふんわりとしたかき卵に。白味噌が合いますね。
仕上げとして、味と見た目のアクセントに青ネギを加えれば完成です。お好みで、七味唐辛子を振ってどうぞ。