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エネルギー生成
体内で分解された糖質は1gあたり約4kcalのエネルギーとなり、必要な組織に運ばれて身体や脳を動かすために使われます。また、安静にしていても呼吸や体温の維持のためにエネルギーは消費されます。これを基礎代謝といい、生命維持のために必要なエネルギーです。
ちなみに糖質のほかに、脂質やたんぱく質もエネルギー源となります。なかでも糖質は、すばやくエネルギーになるという特徴があります。(※1,3,4)
ちなみに糖質のほかに、脂質やたんぱく質もエネルギー源となります。なかでも糖質は、すばやくエネルギーになるという特徴があります。(※1,3,4)
燃料の貯蓄
分解された糖質は血液にも送られます。この血液中にある糖(ブドウ糖)の濃度が「血糖値」です。余分なブドウ糖はさらに「グリコーゲン」となり、肝臓や筋肉に蓄えられます。このグリコーゲンは、必要に応じてエネルギー源として使われるほか、血糖値の調整にも利用されます。
糖質は種類によって多糖類、二糖類、単糖類に分類されますが、それぞれの糖が体のあらゆる場所で活躍しているんですね。(※2,5)
糖質は種類によって多糖類、二糖類、単糖類に分類されますが、それぞれの糖が体のあらゆる場所で活躍しているんですね。(※2,5)
食物繊維のはたらき
食物繊維は、“水溶性食物繊維”と“不溶性食物繊維”のふたつに分けられます。
水溶性食物繊維
水に溶ける水溶性食物繊維は、主にこんにゃく、こんぶやわかめなどの海藻類、バナナ、りんごなどの果物に豊富です。
水に溶けると粘着性を持ち、お腹を空きにくくしてくれますよ。食後の血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの排泄を助ける、腸内の善玉菌を増やすなどのはたらきもあります。(※6)
水に溶けると粘着性を持ち、お腹を空きにくくしてくれますよ。食後の血糖値の急激な上昇を抑える、コレステロールの排泄を助ける、腸内の善玉菌を増やすなどのはたらきもあります。(※6)
不溶性食物繊維
水に溶けない不溶性食物繊維は、大豆やごぼう、ライ麦などの穀類に豊富です。水分を含んで大きくふくらみ、腸壁を刺激して便の排出を促します。また、よく噛んで食べる必要があるため、食べ過ぎを防ぎ、顎の発育を促します。
なお、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、1:2のバランスで摂るとよいと言われています。
糖質とは異なり、食物繊維がエネルギー源となる割合はごくわずかですので、ダイエット中に食物繊維を制限する必要はありませんよ。(※1,6,7)
なお、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、1:2のバランスで摂るとよいと言われています。
糖質とは異なり、食物繊維がエネルギー源となる割合はごくわずかですので、ダイエット中に食物繊維を制限する必要はありませんよ。(※1,6,7)
炭水化物を多く含む食べ物
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。