ライター : 安田あかり

Webライター/管理栄養士

春雨は炭水化物が多い?原料もチェック

春雨は主に「緑豆春雨」と「普通春雨」の2種類があります。2種類の違いは原料で、緑豆春雨が「緑豆のでんぷん」、普通春雨が「じゃがいもでんぷん」「さつまいもでんぷん」から作られています。

でんぷんから作られているため、春雨は主に炭水化物源です。具体的な炭水化物量や糖質量を次に示しましたので見ていきましょう。(※1)

春雨の炭水化物量とカロリー

カロリー炭水化物量糖質量食物繊維量
普通春雨(乾燥)346kcal86.6g85.4g1.2g
緑豆春雨(乾燥)344kcal87.5g83.4g4.1g
普通春雨(ゆで)76kcal19.9g19.1g0.8g
緑豆春雨(ゆで)78kcal20.6g19.1g1.5g
(※1)
普通春雨と緑豆春雨、それぞれ100gあたりの栄養量を示しました。炭水化物は糖質と食物繊維で構成されますので、「炭水化物量=糖質量+食物繊維量」と考えましょう。

カロリー・炭水化物量・糖質量は大差がありません。一方で食物繊維量は、緑豆春雨のほうが普通春雨よりも乾燥状態で約3倍、ゆで状態で約2倍含まれていることが分かります。

ごはんや麺類と比べると

カロリー炭水化物量糖質量食物繊維量
普通春雨(ゆで)76kcal19.9g19.1g0.8g
緑豆春雨(ゆで)78kcal20.6g19.1g1.5g
ごはん156kcal37.1g35.6g1.5g
中華麺(ゆで)133kcal29.2g26.4g2.8g
うどん(ゆで)95kcal21.6g20.3g1.3g
そば(ゆで)130kcal26.0g23.1g2.9g
(※1)
ほかの炭水化物源となるごはんや麺類の100gあたりで比べると、春雨はカロリー・糖質量ともに低いことが分かります。

ダイエット中は炭水化物を控えたいと考える方もいらっしゃいますが、春雨は炭水化物をある程度含むものの、ほかの主食類よりカロリーや糖質量が低いです。ダイエット中の炭水化物源として選択肢のひとつに含めてはいかがでしょうか。

【Q&A】春雨をダイエット中に摂るメリットはある?

A:春雨は食物繊維を含むため、ダイエット中の便秘対策として期待できるでしょう。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の2種類がありますが、春雨に含まれているのは不溶性食物繊維です。不溶性食物繊維によって便のかさが増え、腸内が刺激されて腸の運動が活発化し、便通が良くなります。(※1,2,3,4)

【Q&A】春雨をダイエット中に食べるときのポイントや注意点は?

A:食べ過ぎに注意し、たんぱく質を含む食品と一緒に食べましょう。

春雨はごはんに比べて低糖質・低カロリーですが、食べ過ぎるとカロリーオーバーしてしまうおそれがあります。また、春雨にはたんぱく質がほとんど含まれていないため、魚や肉、大豆といった食品と組み合わせて食べることをおすすめします。(※1)

【Q&A】春雨とごはんはどっちが太りやすい?

A:ごはんのほうが春雨よりも太りやすいと考えられます。

ごはんは春雨よりもGI値が高いため、血糖値が上がりやすいです。GI値が高い食品を食べると血糖値を下げるはたらきのあるインスリンが多く分泌され、中性脂肪の合成が進みやすくなります。血糖値を急激に上げてしまうという観点から、ごはんのほうが太りやすいと言えます。(※5,6)
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