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食べ過ぎて気持ち悪いという症状
おいしいものを食べていると、幸せで夢中になりますよね。しかし、 空腹時間が続いたあとの食事や、ビュッフェに行ったときなど、ついつい食べすぎて気持ち悪くなってしまうことも。
食べすぎて気持ちが悪くなることがなければ、もっと食事を楽しめるのに!と思う方、多いのではないでしょうか。この記事では、食べ過ぎによる不快感を和らげる方法について解説します。
食べすぎて気持ちが悪くなることがなければ、もっと食事を楽しめるのに!と思う方、多いのではないでしょうか。この記事では、食べ過ぎによる不快感を和らげる方法について解説します。
なぜ気持ち悪くなるの?
食べすぎると気持ち悪くなるのは、胃のはたらきの低下が原因です。胃に入った食べ物は、胃酸や消化酵素によって消化されてから小腸に送られます。胃は食べ物を貯蔵する役割があり、食後は1.5〜2Lの容量まで広がります。
しかし、胃に多くの食べ物が入ると、胃の運動が低下して食べ物が消化しきれず、「胃もたれ」を引き起こします。また、消化のために胃酸が多く分泌されると「胸焼け」の原因に。消化不良や、胃酸の過剰分泌が不快感を生み出すのです。(※1,2)
しかし、胃に多くの食べ物が入ると、胃の運動が低下して食べ物が消化しきれず、「胃もたれ」を引き起こします。また、消化のために胃酸が多く分泌されると「胸焼け」の原因に。消化不良や、胃酸の過剰分泌が不快感を生み出すのです。(※1,2)
過剰な胃酸は逆流のおそれも
胃液に含まれる胃酸のpHは、1~2と強力です。食べ過ぎによって過剰分泌されると、「胃粘膜」を荒らしてしまいます。胃粘膜は胃酸のほか、自らを胃酸から保護する「胃粘液」を分泌し、胃のバランスを保つはたらきがあります。
また、胃液が多く分泌されると、胃から食道まで胃液が逆流するおそれが。胃酸の刺激により食道の粘膜が荒れて、胸焼けを引き起こします。(※1,2)
また、胃液が多く分泌されると、胃から食道まで胃液が逆流するおそれが。胃酸の刺激により食道の粘膜が荒れて、胸焼けを引き起こします。(※1,2)
妊娠している可能性も
気持ち悪いと感じる症状が一向に改善しない場合は、女性の場合、妊娠している可能性も。妊娠しているとホルモンバランスの変化によって「つわり」という症状が起こるためです。つわりは、吐き気や不快感など食べ過ぎで起こる症状と似ていることがあります。
そのため、心当たりがある場合はかかりつけの病院へ受診しましょう。(※3)
そのため、心当たりがある場合はかかりつけの病院へ受診しましょう。(※3)
食べすぎて気持ち悪いときの対処法6つ
1. ぬるま湯を飲む
食べ過ぎで気持ちが悪くなる原因のひとつは、胃酸の過剰分泌。ぬるま湯(白湯)を飲むと、出すぎた胃酸を薄めることができますよ。消化管の運動を整えられるため、水を食前や空腹時に飲むのもおすすめ。
なお、コーヒーや緑茶、紅茶などに含まれる「カフェイン」を過剰に摂ると、胃酸の過剰分泌につながるおそれが。胃の不快感が気になるときは、カフェインが含まれない飲み物を選びましょう。(※2,4,5)
なお、コーヒーや緑茶、紅茶などに含まれる「カフェイン」を過剰に摂ると、胃酸の過剰分泌につながるおそれが。胃の不快感が気になるときは、カフェインが含まれない飲み物を選びましょう。(※2,4,5)
2. 軽い散歩をする
胃を動かすには、筋肉を使って運動することが大切です。運動不足の方は、散歩のような軽い運動がおすすめ。
また、背中が丸まっていると、食道がたるんで胃液が逆流しやすくなります。姿勢を正して、周囲の景色を見ながらのんびり歩いてみましょう。もちろん、歩いて苦しいときには無理をせず、少し休んでからおこなってくださいね。(※4,5)
また、背中が丸まっていると、食道がたるんで胃液が逆流しやすくなります。姿勢を正して、周囲の景色を見ながらのんびり歩いてみましょう。もちろん、歩いて苦しいときには無理をせず、少し休んでからおこなってくださいね。(※4,5)
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