バニラビーンズの香りでリラックス

アイスクリームの定番とも言えるバニラアイス。なかでも、バニラビーンズの香りはなんだか幸せな気分にさせてくれますよね。

バニラビーンズの甘い香りはバニリンという成分によってもたらされており、このバニリンにはリラックス効果をもたらしてくれます。風邪をひいて辛い気持ちを少しでもやわらげることができたら、良いですよね。

この効果はバニラビーンズそのもののみならず、オイルやエッセンスでもあるそうなので、アイスのほかにもアロマや焼き菓子の香り付けとしてバニラを使用してみるのも良いですね。

風邪の時のアイス、ここに注意!

胃腸風邪(胃腸炎)のときはNG

風邪の時に食べるアイスでもっとも心配なのが冷えではないでしょうか。確かに、風邪のためにと思って食べたアイスでさらにからだを冷やしてしまっては何のために食べたのか分かりませんよね。

そもそも、胃腸風邪(胃腸炎)とは風邪ウイルスが鼻や喉だけでなく、胃腸にまで入り込んだことで起こるもののため、アイスをはじめとする刺激の強い食べ物を食べると、余計胃に負担をかけて症状が悪化してしまいます。

またアイスは消化が悪く、こういった点でも胃腸への負担となりますので、風邪は風邪でも胃腸風邪(胃腸炎)の場合はアイスを控えておいた方が賢明です。

体を冷やさないよう気をつけて

言うまでもありませんが、アイスにはからだを冷やす効果があるため、熱が上がりきった後であれば体温が下がりやすくなり、本人も楽になります。ですが、熱の出はじめや悪寒がある場合にアイスを食べるのは逆効果です。 また、熱が上がりきった後のタイミングで食べるアイスでも、からだを冷やさないよう十分気を付けてくださいね。

熱が上がっているときは控える

熱が上がっているときは、からだを温めなければいけないにもかかわらず、アイスを食べてからだを冷やしてしまうと体内の細胞が風邪ウイルスと戦うのを妨げてしまい、回復が遅れてしまったり、場合によっては悪化してしまう可能性があります。 アイスクリームには体を冷やす効果があり、熱が上がりきった後なら体温を下げやすくしてくれますが、風邪で発熱し、悪寒があるようなときに冷たい食べ物を摂るのは逆効果。保温しなければならないところに体を冷やしてしまいます。 熱があがり続けているタイミングでのアイスは控えるようにしましょう。

解熱鎮痛薬や風邪薬を飲んだら食べない

薬を飲んだ後にアイスを食べると、からだを冷やしてしまい、薬の効果によって体内の細胞が風邪ウイルスと戦っているのを邪魔してしまう可能性があります。ですが、これは薬によって異なりますので、処方箋の場合は主治医に、市販の風邪薬の場合は薬剤師に確認してみると確実ですよ。
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