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パルミジャーノレッジャーノとは
「パルミジャーノレッジャーノ」は、イタリアを代表するチーズのひとつです。800年以上昔から現在とほとんど変わらない品質で製造されており、「イタリアチーズの王様」とも言われています。日本でもイタリア料理には欠かせない、大人気のチーズなんですよ。
パルミジャーノレッジャーノの定義
パルミジャーノレッジャーノの定義は主にふたつあります。ひとつは、エミリア・ロマーニャ州をはじめとする北イタリア特定の地域で作られていること。もうひとつはパルミジャーノ・レッジャーノ協会がチーズの熟成期間中におこなう厳格な基準をクリアし、さらに2年以上の長い熟成に適した品質であること。条件を満たした一級品のパルミジャーノレッジャーノには「D.O.P」の刻印が押されています。(※1)
パルメザンチーズ(粉チーズ)とは別物?
日本では粉チーズの総称として呼ばれることの多い「パルメザンチーズ」。パルミジャーノレッジャーノと名前が似ていますが、実は別の種類なんです。パルメザンチーズは、イタリア名のパルミジャーノレッジャーノを英語名にした「Parmesan cheese」が由来。
また、パルメザンチーズはパルミジャーノレッジャーノと違い、産地に定義がない点にも違いがあります。(※2,3)
また、パルメザンチーズはパルミジャーノレッジャーノと違い、産地に定義がない点にも違いがあります。(※2,3)
ほかのチーズとの違いは?どんな味?
グラナパダーノとの違いは?
パルミジャーノレッジャーノとよく似た「グラナパダーノ」というチーズの名前を聞いたことはありませんか?グラナパダーノは、パルミジャーノレッジャーノと味わいや香りがとても似ています。では、どのような点が違うのでしょうか。
グラナパダーノとパルミジャーノレッジャーノの違いは熟成期間です。パルミジャーノレッジャーノは熟成させるために少なくても2年かります。一方グラナパダーノが熟成に必要な期間は、少なくても9ヶ月間です。こうした熟成期間の違いから、グラナパダーノはやさしい風味で、パルミジャーノレッジャーノはコクのある味わいになります。(※1,4)
グラナパダーノとパルミジャーノレッジャーノの違いは熟成期間です。パルミジャーノレッジャーノは熟成させるために少なくても2年かります。一方グラナパダーノが熟成に必要な期間は、少なくても9ヶ月間です。こうした熟成期間の違いから、グラナパダーノはやさしい風味で、パルミジャーノレッジャーノはコクのある味わいになります。(※1,4)
味の特徴
パルミジャーノレッジャーノの味は、旨味と塩味が強いのが特徴です。水分が少なく、アミノ酸から作られる結晶がしゃりしゃりとした食感。ハードチーズに分類され、しっかりとした歯ごたえがあります。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
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