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E塚さん
「わたしの嫌いなからしの味。からし独特の鼻に抜けるツーン感がどうしても……」
完全に勘違いしてる!!笑
それも、軽やかに気持ちいいぐらいにわかってない!
この日の実験では、自宅の冷蔵庫にあったはずのからしが切れていたため(テヘ)、わさびとからしを逆にした実験は泣く泣く取りやめました。が、別日におこなった結果、その違いを言い当てられた人はゼロ。ビックリするくらい気づかないので、ぜひお友達にも試してみてください。本当です。
人間がいかに視覚と先入観で味覚を認識していたか……完全に勘違いしていた。
あ、驚愕の勘違いはもうひとつあるんですけど、ね。
チューブわさびの原料は"大根"でした
一気にたたみかけてしまいましたが、これが最後の衝撃事実。
わさびと言って思い浮かべるのは、チューブわさびのあのねりねり。当たり前のようにわさびが原料だと思うでしょう。でも実際、わさびはわさびなんですが、フィンランドが原産のホースラディッシュ、つまり……
「わさびだいこん」が原料だったんです。
というのも大根の辛味成分は、からしやわさびに含まれるあのアリルイソチオシアネート。そりゃ気づかないワケです。どうやらわさびだいこんは大根の臭いが少ないため、一般的には緑色に着色したものが使われているそう。
ちなみにわさびが50%以上含まれるものを「本わさび使用」、50%未満の場合を「本わさび入り」と呼び分けているメーカーもあるようです。
ちなみに、からしとマスタードの違いは?
「和からし」「洋からし」との別名がつけられるくらい、切っても切り離せない関係なのが、からしとマスタードですよね。
なんと、どちらも原材料は同じ「からし菜の種子」なんです。その違いは、製造方法にあります。からしは……上で説明しましたね。マスタードは、種子にお酢や赤ワイン、砂糖などを加えて作られています。
そのため基本となる辛味成分は同じですが、マスタードのほうがよりマイルドな味わい。「からしとわさび」よりも、味による違いがはっきりしているんです。
かき氷シロップの味も全部一緒でした!!
去年の夏の終わり、衝撃の事実が日本中を駆け巡りました。かき氷のシロップはすべて同じ味である、と。レモン、メロン、イチゴ、それぞれの味を食べた方は大勢いると思いますが、たしかに別々の味に感じたはず。ところがそれは、見た目と香りによる脳の錯覚だったんです。
ただし、専門店で提供しているような、シロップを使わずにフルーツを原材料としたかき氷はもちろん例外です。
わさびからし実験、あなたも試してみて
まったく別の辛味だと思っていた、「わさび」と「からし」。実は辛味成分は同じもので、両者の違いはわさびにはグリーンノートという香り成分があり、からしにはないだけ。
特にこれからの季節、「おでんに使うからしを切らした」「コンビニで買った肉まんにからしがついてなかった」なんてときは、冷蔵庫に眠るわさびで代用してみるのもありかもしれません。
▼知らないと恥ずかしい?これらの違いも把握しておこう
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