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同じ味に感じるのは酸味料が関係!?
市販のかき氷シロップのほとんどは、果糖ブドウ糖液と呼ばれる「高フルクトース・コーンシロップ」と、酸味料でできています。味はたいていどれも同じ!今度かき氷を食べるときは、鼻をつまんで、目も閉じてじっくり味わってみてください。きっと、同じ味だということに気づくはずですよ。
シロップの味が違って感じる理由
それにしても、なぜ市販のかき氷シロップは違う味に感じてしまうのでしょうか?もちろん、冷たさで舌がマヒしているわけではありません。違いを感じるヒミツは、香料と着色料にあります。
人間の脳は、香りや色によって味を勝手にイメージしてしまうのだそうです。つまり、かき氷シロップの味の違いは錯覚を起こしているだけ。せっかく一生懸命シロップをどれにしようか選んだのに、同じ味なんてなんだか少し残念。でも香りはさまざまなので、選ぶ意味はありますよ♪
同じ味のシロップはどれ?
イチゴ、メロン、レモン、マンゴー、ブルーハワイ、抹茶など、かき氷のシロップは種類豊富ですよね。でも、目を閉じて鼻をつまんで食べたらどれも一緒。果糖ブドウ糖液の味にすぎません。原材料表示欄を見ればわかりますが、違いはやはり着色料と香料だけなのです。
レモン味には若干(10%未満)のレモン果汁が、味に影響を与えるほどの量ではないのだとか。
実際に味が違うシロップもある
抹茶に関しては、抹茶の粉末が入っているのでオンリーワンの味。コーヒー味やコーラ味、カルピス(カルピスの原液そのもの)は、そのものの味になっています。
試しにスーパーなどに行ったときに、かき氷シロップの原材料表示欄を見てみてください。フルーツ系のシロップは同じ内容になっていますが、コーヒーにはコーヒーが、コーラにはカラメル色素などが入っています。その成分の違いが、ほかのシロップとは違う味を作り出しているのです。
かき氷屋さんのシロップはオリジナル!
一方、専門店のかき氷などは、ほとんどが手作りのオリジナルシロップを使っているので、もちろんそれぞれ個性のある味です。季節の果物や野菜を使って、素材そのもののおいしさを味わえるように研究を重ねて作られています。
キャラメルやラムレーズン、マスカルポーネチーズなどを使ったものもあり、これらはもはやかき氷の域を超えたスイーツです。
去年の夏には粉雪のようにフワっとした氷が作れるかき氷機がブレイクしましたが、そんなくちどけかき氷には、本格的なシロップを手作りしてみたいものです。そこでさっそく、かき氷シロップの簡単レシピをご紹介しましょう!
オリジナルシロップレシピ3選
1. マンゴーシロップ
かき氷専門店で食べるような本格的なマンゴーシロップも、生マンゴーがあれば自宅で簡単に作れますよ。材料をすべてミキサーに入れたら、スイッチオンでできあがり♪
バニラアイスやミントを添えれば、おしゃれなカフェ風スイーツに大変身です。フレッシュマンゴーが手に入らなければ、缶詰でもOK。
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