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プロ直伝!おいしいアイスカフェオレの作り方。ポイントは素材にあり!

まだまだ厳しい暑さが続きますね。今回は、おいしいアイスカフェオレを作るコツをお教えします。ただコーヒーに牛乳を注げばいいというわけではありません。カフェオレにぴったりなコーヒー豆、牛乳を選ぶことで、よりおいしく仕上げることができるんです!

アイスカフェオレとは

コーヒーをもっとおいしく飲むための知識やテクニックを、吉祥寺のロースター「ライトアップコーヒー(LIGHT UP COFFEE)」のオーナーバリスタ、相原民人がご紹介する連載の第9回。今回は牛乳を使ったコーヒードリンクの楽しみ方についてご紹介いたします!

カフェオレとは、エスプレッソ以外の方法で抽出したコーヒーとミルクを混ぜて作るドリンクで、多くの家庭で親しまれるフランス生まれの飲み物です。似た飲み物にカフェラテがありますが、こちらはエスプレッソとミルクを混ぜて作るドリンクで、エスプレッソ文化が盛んなイタリア生まれという文化背景があります。

素材選びが重要!

この連載ではしつこいくらい言っていますが、コーヒーは素材が大切です。今回ご紹介するアイスカフェオレもいい素材を使う前提でのレシピとなります。牛乳もメーカーや産地、作り方でそれぞれ味が異なるのでコーヒーによっての相性があります。こちらもいい素材にこだわって、おいしいアイスカフェオレを作りましょう!豆に合わせて牛乳を選べると、楽しみ方がぐっと広がると思います。

牛乳選びのポイント

牛乳はすべて同じではなく実はさまざまな種類があるんです。どう選ぶといいのか、その基準をご紹介します。

基本的に「生乳100%の牛乳」を

牛の乳をしぼった生乳だけでできていて、成分を調整していないものを指します。無脂乳固形分を8%以上、乳脂肪分を3%以上、含んでいなければならないそうです。さらに乳の殺菌方法でさらに2つに分類されます基本的にカフェオレに使う牛乳はこれを指します。

殺菌方法は「高温短時間殺菌法」で

120~130度の熱で2秒間殺菌する方法です。お店に並ぶ牛乳の約95%に用いられる、一般的な方法です。コーヒーと混ぜるとミルキーで優しい味わいになります。脂肪分やメーカーによって味わいもさまざまですが、基本的にカフェオレ用のミルクは高温短時間殺菌法のものにしましょう。

アフリカ産の豆には「低温長時間殺菌法」

62~65度の熱を30分間加える殺菌方法です。この方法で殺菌されているのは、牛乳全体の1%と、とってもめずらしい殺菌方法。牛乳自体の主張がそこまで強くないため、コーヒーの味わいを引き立たせます。アフリカのコーヒー豆と合わせる時におすすめです。

「成分調整牛乳」はさけたい!

生乳から水分や脂肪分、ミネラルなど乳成分の一部をとりのぞいたもので、無脂乳固形分8%以上を含むものです。ケミカルな味わいになる印象があり、カフェオレにはおすすめしません。

「無脂肪牛乳」も避けたい

生乳から乳脂肪分をほとんどすべて、とりのぞいたものです。無脂乳固形分8%以上、乳脂肪分0.5%未満です。特別な理由がない限りはカフェオレに使うのをおすすめしません。牛乳の味がコーヒーとケンカしがちです。

豆によっては「低脂肪牛乳」もアリ

生乳から乳脂肪分を少しとりのぞいたものが「低脂肪牛乳」です。無脂乳固形分は8.0%以上、乳脂肪分は0.5%~1.5%です。牛乳の主張がないためコーヒーの味が引き立ちます。ですがバランスの悪い味になることも多いので注意が必要です。

豆選びのポイント

コーヒーの味は産地や精製方法で大きく異なります。ざっくりと大きく分けた味の違いをご説明します。

アフリカ

フルーティーなものが多く、ミルクと合わせるとコーヒー自体の主張があまりないためミルクティーのような味わいになります。すっきり飲みたいときにおすすめです。エチオピア、ケニア、ルワンダなど。

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