ジャムを入れる…わけじゃない!? ロシアンティーの正しい飲み方

ロシアンティーは、紅茶にジャムを入れて飲む飲み物だというイメージがあるのではないでしょうか。しかし、実はその作り方は間違いかもしれません。正しいロシアンティーの作法と、おいしい飲み方をチェックしてみてはいかがでしょうか。

2017年12月4日 更新

伝統的な紅茶の飲み方「ロシアンティー」

「ロシアンティー」とは、ロシア圏での紅茶の飲み方のことをいいます。 昔、まだまだ砂糖が大変貴重なものだった時代に、砂糖の代わりに完熟果実から作ったジャムを舐めながら濃い目の紅茶を飲んだのが、ロシアンティーのはじまりです。

ロシアでは、紅茶はティーポットでかなり濃く煮出し、ティーカップ半分ほどまで注ぎます。そこに、「サモワール」という湯沸かし器から熱湯を加えて紅茶の濃さを調整します。そして、ジャムを舐めながら紅茶をいただくのです。それが、本場ロシアの「ロシアンティー」です。

イギリスで「ロシアンティー」と言うと……

おもしろいことに、イギリスでロシアンティーと言うと、レモンティーのことを指すのだとか。19世紀の終わりごろ、ビクトリア女王がロシア王室を訪れた際に、レモンを浮かべた紅茶をふるまわれそうで、そのことからレモンティーのことをロシアンティーと呼ぶようになったということです。

「ジャムを入れたらロシアンティー」は間違い

そんなロシアンティーですが、紅茶にジャムを直接入れて飲むのがロシアンティーだと思っていませんでしたか?日本ではそれがロシアンティーだと広まっていましたので、ジャムを入れて飲むものだと思っている方は多いと思います。

でも実はこれ、ロシアではなくてウクライナやポーランドでポピュラーな飲み方なのだとか。ロシアでそれをやらないのは、ジャムを直接紅茶に入れると紅茶の温度が下がって冷めてしまい、体を温めることができないからではないかと言われています。

ジャムは紅茶に入れるわけじゃない!

ロシアンティーは、ティーカップとは別に小さな器にジャムが添えられ、スプーンでジャムを直接舐めながら、濃い目の紅茶を飲むというのが一般的なスタイルで、ジャムを直接入れる人はあまりいないようですね。
1 / 3

特集

FEATURE CONTENTS

WRITER

ニコライ

カテゴリー

CATEGORY

ランキング

RANKING

毎日更新!SNSで逃さずチェックしよう