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今年の夏はブラジル料理にきまり!
今年の夏は、リオデジャネイロのオリンピックをご家族やお友だちと観戦する方も多いと思います。そんなときにオリンピック気分が盛り上がるおすすめのお料理は、南米ブラジルの名物料理の「シュラスコ」。あら塩をふって串刺しにしたお肉を炭火でじっくり焼いて、食べるときにナイフでスライスしてサーブされる豪快なお料理です。
今回、「シュラスコ」とはなにか、またおすすめのお店や、おうちで簡単にできるシュラスコレシピについてもご紹介します!ぜひ、大勢で楽しみながら食べてくださいね。
南米料理「シュラスコ」とは?
シュラスコの起源
シュラスコはもともと、ブラジル南部のリオ・グランデ・ドスール州に移住したヨーロッパからの移民「ガウーショ」が好んで食べていた肉料理のこと。いわゆるカウボーイのような生活をしており、牛を追い回すことが仕事だった「ガウーショ」は、特別なときのごちそうとして牛をおろして塩をふり、焚き火で焼いてナイフでそぎ落としながらワイルドに食べていたそうです。
「ガウーショ」は大きなブカブカのズボンをはき、赤いスカーフを巻いていたのが特徴です。今でもシュラスコを提供するお店では、この「ガウーショ」のスタイルを模したユニフォームを着た店員さんがサーブしてくれるところもあります。
シュラスコの食べ方の特徴
「シュラスコ」はブラジルのバーベキュー料理といえるようですが、日本のバーベキューとはなにが違うのでしょうか?
シュラスコの大きな特徴はお肉のサイズ。日本のバーベキューで一般的に食される、あらかじめ薄切りにしたお肉は使いません。お肉はほとんどが1キロ以上のかたまりのまま、金串に刺してそのまま豪快に炭火で焼きあげます。焼きあがったお肉をナイフで食べやすいサイズにスライスするのが主流。
シュラスコを提供するお店のサーブ方式
ほとんどのお店では食べ放題で、「お肉をたくさん持ってきてほしい」マークの札と、裏側に「お腹いっぱいなのでもう食べられません」マークの札がありますので、テーブルに札を出してお知らせしましょう。お店の方はその札のマークを見ながら、お肉をテーブルに運んでくれるので、お腹いっぱいになるまでお肉を食べられます。
お肉の味付けはシンプルに塩だけで、そのまま食べてもお肉の味をしっかり感じられるものが多いようです。ビネガーソース(ビナグレッチ・モーリョ)をつけると風味が変わって、さらに食べられるようになります。 シュラスコに使用される牛肉は赤身が多いので、低糖質で高タンパク。糖質制限ダイエットをしている方にもおすすめですよ。ただし、食べすぎには注意してくださいね。
シュラスコで用いられるお肉
ここでは、シュラスコによく用いられる代表的なお肉の種類についていくつかご紹介します。
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