大根の葉をおいしく食べるコツ

新鮮な大根の葉を選ぶ

Photo by 稲吉永恵

大根の葉っぱをおいしく食べるためには、鮮度のよい大根の葉っぱを選ぶのがポイントです。葉っぱの色が鮮やかな緑でみずみずしいものを選びます。黄色に変色したものは鮮度が落ちているので選ばないようにしましょう。ちなみに大根の実は、ひげが少なく、張りとツヤがありずっしりと重みがあるのがよいです。

下ごしらえ

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【手順】
1. 水をはったボウルの中で、大根の葉っぱ全体をよく洗う。根元に砂や汚れが入り込んでいるためしっかり洗いましょう。
2. 鍋に湯を沸かし、沸騰したら塩（水2Lに対して小さじ1杯）を入れて根元から先に1分ほどゆでる
3. 葉っぱの部分も湯に入れて30秒ほどゆでる
4. ゆであがったらすぐに冷水にさらしてからザルにあげる

大根の葉っぱは生のまま使うと苦味を感じます。その理由は、大根の葉っぱには、ほうれん草ほどではありませんが、シュウ酸というアク成分が含まれているためです。シュウ酸は水溶性なので、ゆでて水にさらすことで減らすことが可能ですよ。

苦味を抑えたい方は下ゆでがマストです。ふりかけや炒め物などで食感を残したい場合はそのまま使用しても構いませんが、大根の葉っぱを刻んで水にさらしてから使うようにし、できるだけシュウ酸を取り除くようにしましょう。（※1）

すぐに使用しない場合の保存法

Photo by 稲吉永恵

葉っぱ付きの大根を購入したら、葉っぱに水分がどんどん奪われるため、実と葉っぱを分けて保存します。葉っぱは少し実を付けた状態でカットし、切り口が乾燥しないようにキッチンペーパーかラップで包んでポリ袋へ入れ、冷蔵庫の野菜室に入れます。

実の部分と同様に立てて保存しましょう。また塩ゆでしてから水気を絞り、ジッパー付き保存袋か保存容器にに入れて冷蔵保存する方法もおすすめです。どちらも2〜3日保存可能。購入後はなるべく早めに使うのがベストです。