ライター : たなそう

フードライター / Webデザイナー

まだまだ鍋を楽しみたい!新しい味を求めるなら「甘酒鍋」

Photo by たなそう

調理時間 60
*下処理時間込み
鍋は簡単にできて肉も野菜もたっぷり食べられる、献立作りの強い味方。でも、冬も終わるころになると、ワンパターンになって飽きてきたという人も多いのではないでしょうか?

まだまだ鍋を楽しみたい!ということで、この記事では、筆者おすすめの甘酒を使った鍋をご紹介したいと思います。甘酒のコクと食材の旨みが溶け出したスープがとてもおいしいですよ。鍋に甘酒なんて……と躊躇するかもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。

材料(1〜2人分)

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・甘酒……200ml
・鶏もも肉……200g
・白菜……100g
・長ねぎ……1/2本
・まいたけ……1/2株
・エリンギ……1本
・絹豆腐……50g
・塩……6g
・しょうが(すりおろし)……大さじ1杯
・水……適量

作り方

1.鶏もも肉に塩を揉み込む

鶏もも肉に塩を揉み込む

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まずは鶏もも肉の下処理をおこないます。鶏もも肉の分量の3%を目安に塩を加えてしっかり揉み込んでください。ラップをして冷蔵庫で30分〜1時間寝かせましょう。

この下処理は時間がない場合などはしなくても構いませんが、おいしさがワンランクアップします。ほかに手間はかからないので、ぜひこのひと手間をかけてみてください。

2.野菜をカットする

切り分けた野菜

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野菜類は食べやすい大きさにカットしてください。カット野菜を使うとさらに時短になります。

野菜は種類を問いませんが、きのこ類を複数種類入れると出汁が出てよりコク深く、香り高いスープに仕上がります。

3.鶏もも肉をさっと湯にくぐらせる

沸騰した湯に鶏もも肉をくぐらせる

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寝かせておいた鶏もも肉を沸騰したお湯にさっとくぐらせてください。氷水に取り、水を切れば鶏もも肉の下処理は完了です。

4.甘酒・水・おろししょうがを加えて煮る

鍋に食材と甘酒を加えて煮込む

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鍋に鶏もも肉と野菜類を盛り、甘酒とおろししょうがを加えます。食材が浸かるまで水を加えたら煮込んでいきましょう。

鶏もも肉と野菜に火が通れば豆腐を入れ、少し煮込んだら完成です。

甘さをしょうがが引き締める。シンプルながら新しい味わい

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甘酒の甘みとコクにしょうがのぴりりとした刺激が加わり、どんどん箸が進みます。食べ進めているうちにポカポカ体が温まってきますよ。甘いのが苦手な人は甘酒の分量を減らしたり、しょうゆを追加してみたりアレンジを加えてみてくださいね。ラー油やブラックペッパーを振ってもおいしいですよ。

甘酒には大きく分けて麹甘酒と酒粕甘酒がありますが、今回はスーパーで安く売られていた酒粕甘酒を使いました。すっきりした甘さが好みの場合は麹甘酒を使いましょう。甘酒の味がダイレクトに影響するレシピなので、一度実際に飲んでみて分量を調節するのがおすすめです。

甘酒のコクを活かした味噌ベースの鍋もおすすめ

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甘酒をダイレクトに味わうのではなく、コクを出すために使いたい場合は、味噌との組み合わせがおすすめ。甘酒300mlに対して半量の150mlの水を加え、味噌大さじ2杯、おろししょうが大さじ1杯、おろしにんにく適量を加えると、絶品のスープに仕上がります。

スープは豚バラ肉と相性抜群。しょうがをたっぷり入れているのでくどさがなく、いくらでも食べられます。ぜひ鍋レシピのバリエーションに加えてみてください。

やさしい味わいでいつでも食べられる!鍋レシピの新定番

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甘酒と鍋の意外な組み合わせに「本当においしいのかな……」と疑問を持っている人もいるかもしれませんが、ぜひ一度試してみてください。作り方は簡単ですが、事前に甘酒自体の味をチェックしておくのがポイント。自分なりにアレンジを加えてお気に入りのレシピを見つけてくださいね。
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