ライター : 池野 三奈美

管理栄養士 / Webライター

効果効能で選ぶ!甘酒の飲み方

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便秘対策

便秘対策には酒粕甘酒がおすすめです。酒粕甘酒に含まれる「レジスタントプロテイン」という成分には便をやわらかくしたり、腸内環境を整えたりする作用が期待できますよ。米麹甘酒にも便秘対策に役立つ成分が含まれています。アルコールが飲めない人は米麹甘酒を取り入れるとよいでしょう。(※1)

肌の健康をサポート

きれいな肌を目指すなら米麹甘酒がおすすめです。米麹甘酒には、肌荒れ対策に役立つビタミンB群が豊富。さらに、肌のバリア機能を正常に保つ「セラミド」のもととなる成分である、グルコシルセラミドが含まれています。(※2,3)

ダイエットに役立つ

ダイエットを目的とする場合は酒粕甘酒がおすすめです。酒粕甘酒には、余分な脂質やコレステロールを排出する「レジスタントプロテイン」が含まれています。また酒粕には体を温める作用があり、基礎代謝がアップすることが期待できます。(※1,4,5)

疲労対策

疲労対策には米麹甘酒がおすすめです。米麹甘酒には、エネルギー減となるブドウ糖やエネルギーの代謝を活発にするビタミンB群やアミノ酸が含まれています。また、麹菌には栄養の消化吸収をサポートするはたらきがあり、疲れているときの栄養補給にぴったりです。(※1)

米麹甘酒と酒粕甘酒の違いは下記もチェック▼

アルコールに注意!米麹甘酒と酒粕甘酒の飲み方の違い

米麹甘酒酒粕甘酒
アルコールの有無
飲む量の目安一日200ml一日150~200ml
(酒粕50g)
飲むタイミングいつでもOK運転前はNG
飲むときの温度ホットorアイスホットorアイス
(※1,6,7,8)
酒粕甘酒にはアルコールが含まれるので、運転前に飲むのはNGです。米麹甘酒はノンアルコールのため、アルコールが苦手な人や子ども、妊婦も安心して飲めます。しかし糖質の摂り過ぎにならないよう、ダイエット中の人は飲み過ぎに注意しましょう。(※1,6)

甘酒のアルコールについては下記も参考に▼

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