さつまいもの苦みを感じずに食べるコツ

さつまいもをおいしく食べるには

  1. 質の良いものを選ぶ
  2. 皮を厚めにむく
  3. あく抜きをする

質の良いものを選ぶ

苦いさつまいもは見た目で判断できるものもあります。ひげがかたく、皮が黒ずんでいるものは古く、苦みがある場合があるため避けると良いでしょう。

黒いと言っても黒い蜜の跡がみられるものは甘い証拠です。糖度が高いものは蜜が染み出してくるため、切り口にアメ色の蜜が染み出ているものもおいしく食べられます。

ほかにも皮の色が均一で鮮やかであること、傷や斑点がないことにも注目して選びましょう。(※7)

皮を厚めにむく

ヤラピンをはじめとしたさつまいものあくの成分は皮の5mm内側あたりに多く含まれます。変色やあくの苦み、渋みを取りのぞきたい場合はピーラーで薄く皮をむくのではなく、包丁を使って厚めに皮をむくのがおすすめです。(※1,2,8)

あく抜きをする

さつまいもは切った後に10分ほど水にさらすことで簡単にあく抜きができます。ポイントは切ってすぐに水に浸すことです。さつまいものあくは空気に触れることで変色するため、空気に触れる前にあく抜きすることで、色もきれいに保たれます。皮をむく場合は水にさらす前にむきましょう。

また、時間がない場合は水に浸けた後に手でやさしくもんで、水が濁らなくなるまで水を変えると、あく抜きの時間を短縮できます。(※3)

さつまいもが苦い理由と対策を知っておいしく食べましょう

さつまいもが苦いと感じる原因はヤラピンやタンニン、クロロゲン酸などのあくによるものが多いようです。どの成分も食べたとしても体に悪い影響はなく、むしろ体に良い作用を持つため心配はいりません。

ただ、味や見た目を良くしたい場合はあく抜きをした方が良いため、気になる方はあく抜きをしましょう。また、腐敗やカビなどの場合は食べないようにしっかり見分けることも大切です。
【参考文献】
(2024/09/09参照)
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