豚ロースの特徴や使われる料理とは？

豚ロースは、豚の背中部分の部位で、赤身と脂身のバランスが良く、やわらかさとキメの細かさが特徴です。ヒレ肉と並ぶ高級部位としても知られています。

旨味が凝縮されており、適度な脂身の風味が料理に深い味わいを加えますよ。とくに、豚肉そのものの味を楽しむ料理に最適で、肉の旨味を存分に堪能できるといえるでしょう。

豚ロース肉（薄切り）を使う料理

しょうが焼き
回鍋肉（ホイコーロー）
野菜炒め

豚の背の中央部分の肉を薄切りにしたもので、きめ細かい肉の縁にほどよく脂肪がついています。厚さは3～4mmが一般的。火が通りやすく、調理時間が短いのが大きな特徴ですよ。手早く調理できるので、忙しい日の料理にぴったりです。

厚みがややあるものはしょうが焼きや肉巻きなど、焼く・揚げる料理に、ごく薄切りの肉はしゃぶしゃぶ用にするのに向いています。

豚ロース（厚切り）を使う料理

とんかつ
ポークステーキ
ポークチャップ

豚ロースを厚めにスライスした肉で、特有のボリューム感と噛み応えが楽しめます。淡白な赤身とコクのある脂身が絶妙なバランスで、食べるたびに肉の旨味とジューシーさを堪能できるのが特徴です。

調理すると外は香ばしく、中はふっくらとした仕上がりになるため、とんかつやソテーといった料理に最適ですよ。満足感があるため、メインディッシュとして人気の高い部位だといえるでしょう。

豚ロース（しゃぶしゃぶ用）を使う料理

豚肉のしゃぶしゃぶ
冷しゃぶサラダ
白菜と豚ロースのミルフィーユ鍋

肉をだしにさっとくぐらせて食べるしゃぶしゃぶでは、肉が厚すぎると火が通りにくくなるので、非常に薄くスライスされています。一般的に1mm以下の厚さでカットされることが多いです。

赤身と脂身がバランスよく含まれており、肉質がきめ細かくやわらかいので、しゃぶしゃぶにすると非常に食べやすく、幅広い年代に人気があります。しゃぶしゃぶをする際にどの部位にするか迷ったときは、やわらかさと風味のバランスが取れたロースを選ぶと間違いありません。

豚ロース（ブロック）を使う料理

ローストポーク
豚ロースの角煮
ポークカレー

豚ロースのブロックは、やや硬めで筋っぽい部分もありますが、じっくりと時間をかけて調理することで、やわらかくジューシーに仕上がるのが特徴です。

赤身と脂身のバランスが良く、表面の脂が溶け出すことで、肉全体に深いコクと旨味が染みわたります。とくに、煮込み料理やローストポークなどに適しており、肉のしっかりとした風味を楽しむことができますよ。特別な日のごちそうにもぴったりです。

使い勝手抜群！豚ロース（薄切り）を使う料理7選

1. ごはんが進む定番の味。豚ロースの生姜焼き

Photo by macaroni

豚ロースの薄切り肉を使うしょうが焼きは、ジューシーで食欲がわくひと品です。しょうがの風味が豚ロースの旨味を引き立てます。濃厚な味で、白いごはんとの相性も抜群。短時間で仕上がるので手早く作れ、忙しい日の夕食にもぴったりです。

豚ロースより濃い味わいを楽しみたいときは「豚バラ肉」、あっさりと味わいたい場合は脂が少なくやわらかい「豚モモ肉」を使うのもおすすめですよ。

レシピはこちら｜macaroni動画

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