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そうめんを氷水に浮かべて盛り付けるのはNGって本当?
普段、そうめんをどのように盛り付けていますか?氷水に浮かべて盛り付ける方法は定番ですが、実はそうめんのおいしさを損なうためNGといわれています。
この記事では、氷水に浮かべる盛り付けがNGといわれる理由と、ザルに盛り付けたときと本当に味わいや食感が変わるのかを実食レビュー。そうめんはどの盛り付け方がベストかを探っていきます!
この記事では、氷水に浮かべる盛り付けがNGといわれる理由と、ザルに盛り付けたときと本当に味わいや食感が変わるのかを実食レビュー。そうめんはどの盛り付け方がベストかを探っていきます!
氷水に浮かべて盛り付けるのがNGといわれるワケ
そうめんを氷水に浮かべて盛り付ける方法がNGとされる理由は主にふたつあります。ひとつ目は、そうめんが水分を吸ってやわらかくなり食感が損なわれるため。伸びたような口当たりになり、喉越しも半減してしまいます。
そしてふたつ目は、冷やしすぎることでそうめんそのものの旨みや甘みを感じられなくなるため。小麦の旨みや甘みを味わいたいなら、冷やしすぎないことが鉄則です。ゆで上がった麺を水洗いして締めたら、そのやや冷えた状態で食べるのがよいとされています。
そしてふたつ目は、冷やしすぎることでそうめんそのものの旨みや甘みを感じられなくなるため。小麦の旨みや甘みを味わいたいなら、冷やしすぎないことが鉄則です。ゆで上がった麺を水洗いして締めたら、そのやや冷えた状態で食べるのがよいとされています。
おすすめは「ザルに盛り付ける」方法
そうめんをおいしく食べる方法として推奨されているのは、ザルに盛り付ける方法です。ゆであがったら水洗いをしてぬめりを取り除きます。仕上げに冷水で麺を締めたら、水気を切ってザルに食べやすい分量ずつ巻いて立体的に盛りましょう。
ひと口大にしておくと食べる分だけ取りやすく、めんつゆに入れるとすぐにほぐれて食べやすいのだとか。そうめんの食感を損なうことなく、小麦の風味も堪能できます。
ひと口大にしておくと食べる分だけ取りやすく、めんつゆに入れるとすぐにほぐれて食べやすいのだとか。そうめんの食感を損なうことなく、小麦の風味も堪能できます。
【ザルVS氷水】味の違いを検証してみた!
では実際に、ザルに盛り付けたそうめんと氷水に浮かべたそうめんを食べ比べしてみて、食感や味わいの違いを検証していきましょう。氷水に浮かべたそうめんは、水を吸って伸びたようになるのかも確認したいと思います!
ザルに盛り付けたそうめんの味わい
まずは流水で締めたそうめんをザルに盛り付けて食べてみました。盛りたては、ほどよい水分量がありつつもめんつゆがしっかり絡む印象です。そうめんの風味や旨みが口に広がり、めんつゆとのバランスもちょうどよく感じられました。
ザル盛りは少し時間が経つと、そうめんの水分が失われて麺同士がくっ付くのが難点ですが、めんつゆに付ければすぐにほぐれるので問題ありません。ツルツルッと喉越しよく食べられました!
ザル盛りは少し時間が経つと、そうめんの水分が失われて麺同士がくっ付くのが難点ですが、めんつゆに付ければすぐにほぐれるので問題ありません。ツルツルッと喉越しよく食べられました!
氷水に浮かべて盛り付けたそうめんの味わい
氷水に浮かべて盛り付けたそうめんを食べてみると、まずはその冷たさにハッとさせられます。キンキンに冷えたそうめんはザルに盛り付けたそうめんよりも歯ごたえがあり、かなり硬い印象です。
残念ながらそうめんの旨みや風味を感じられず、冷たい麺を食べている……という味わい。さらに水がめんつゆにも入るため、味が薄まり水っぽくなる点が難点です。ただ、暑い日にいただくにはこの冷たさが心地良くもありました。
氷水に浮かべるとしっかり冷えるため、10分経っても食感に変化は感じません。15分以上経つとそうめんが水を吸ったような味わいになりますが、しっかり締められた状態なので麺が伸びて味が落ちたという印象なくいただけました。
残念ながらそうめんの旨みや風味を感じられず、冷たい麺を食べている……という味わい。さらに水がめんつゆにも入るため、味が薄まり水っぽくなる点が難点です。ただ、暑い日にいただくにはこの冷たさが心地良くもありました。
氷水に浮かべるとしっかり冷えるため、10分経っても食感に変化は感じません。15分以上経つとそうめんが水を吸ったような味わいになりますが、しっかり締められた状態なので麺が伸びて味が落ちたという印象なくいただけました。
実際に食べ比べてみて分かったこと
比較結果
- ザルに盛ったほうが、そうめんの旨みや風味を感じられる
- ザルに盛ったそうめんはくっつきやすいが、めんつゆになじみやすい
- 氷水に浮かべたそうめんは、とにかく冷たくしっかりとした歯ごたえがある
- 氷水に浮かべたそうめんはめんつゆが薄まりやすく、水っぽく感じる
- 15分以上経つとそうめんが水を吸った印象があるが、氷水のおかげで味が落ちたとは感じない
ザルに盛ったそうめんは、氷に浮かべるよりも小麦本来の香りやそうめんの旨みを存分に堪能できました。盛り付けてすぐに食べても麺同士がくっ付いてしまいますが、ひと口大にしていることとめんつゆに付ければすぐにほぐれることから、問題ありませんでしたよ。
氷水に浮かべたそうめんは冷えすぎているため、そうめんの風味をほとんど感じられません。ザルに盛ったほうはめんつゆが麺によく絡みますが、氷水に浮かべたほうはめんつゆが薄まり、水っぽい味わいに。ただ、予想に反して麺が伸びたという印象はなくサラッと食べられました。
氷水に浮かべたそうめんは冷えすぎているため、そうめんの風味をほとんど感じられません。ザルに盛ったほうはめんつゆが麺によく絡みますが、氷水に浮かべたほうはめんつゆが薄まり、水っぽい味わいに。ただ、予想に反して麺が伸びたという印象はなくサラッと食べられました。
そうめんは氷水よりザルのほうが旨みを堪能できる!
そうめんを氷水に浮かべると本当に味が損なわれるかと言うと、そこまで味が落ちたとは感じませんでした。ただ、ザルに盛り付けるほうがそうめん本来の旨みや風味を味わえるため、氷水にさらすと勿体ないという印象をもちましたよ。
猛暑のお昼ごはんに冷たいそうめんを食べたい!という場合は、濃いめに作っためんつゆに氷を入れて食べるのがおすすめ。そうめんはしっかり冷え、めんつゆは薄まることなく満喫できます。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
猛暑のお昼ごはんに冷たいそうめんを食べたい!という場合は、濃いめに作っためんつゆに氷を入れて食べるのがおすすめ。そうめんはしっかり冷え、めんつゆは薄まることなく満喫できます。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
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