材料(2人分)

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下ごしらえ

材料を準備する

みじん切り玉ねぎが入っているボウル

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・玉ねぎはみじん切りにする ・合い挽き肉は使う直前まで冷蔵庫で冷やしておく

作り方

1.玉ねぎを炒めて冷ます

フライパンで玉ねぎを炒める様子

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玉ねぎと適量のサラダ油(大さじ1/2杯程度)をフライパンに入れて弱めの中火にかけ、塩少々(分量外)を加えて飴色になるまで混ぜながら炒めます。 ※塩を少量加えることで玉ねぎの水分が早く抜け、炒め時間を短縮できます。
炒め玉ねぎが入っているボウル

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ボウルや皿に移し、5分以上置いて冷まします。温かいままタネに混ぜると、合い挽き肉の脂が溶けてしまうため必ず冷ましてください。

2.玉ねぎ、パン粉、溶き卵、牛乳を混ぜる

炒め玉ねぎ、パン粉、溶き卵、牛乳をスプーンで混ぜる様子

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炒め玉ねぎ、パン粉、溶き卵、牛乳を加えてよく混ぜます。炒め玉ねぎをほかの材料と混ぜることで、しっかり温度を下げることができます。時間があれば冷蔵庫で冷やしておきます。

3.合い挽き肉、塩、砂糖をこねる

ボウルの中で合い挽き肉をこねた様子

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合い挽き肉、塩、砂糖をボウルに入れてよくこねます。白い脂がボウルの内側につき、合い挽き肉の繊維が糸を引くようになるまでこねます。最初は手で合い挽き肉をつかむように力強くこね、ほぐれてきたら指を立ててぐるぐる混ぜます。 ※手の温度が高い場合はヘラやスプーン、菜箸を6本束ねたものでこねることも可能です。

4.材料をすべて混ぜる

材料がすべて入っているボウル

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混ぜておいた炒め玉ねぎ、パン粉、溶き卵、牛乳と粗挽き黒こしょうを加え、均一な状態になるまでヘラやスプーンで混ぜます。タネはやわらかめの状態になります。 ※タネが成形できないくらいゆるく感じる場合は、一旦冷蔵庫で30分以上冷やします。冷やしてもゆるい場合は、パン粉を大さじ1杯ずつ混ぜて固さを調整してください。

5.2等分にして成形する

タネの表面を手でなでる様子

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手のひらにサラダ油を薄く塗り、タネを2等分にして、両手でキャッチボールするように空気を抜きます。厚さ2cm以下の、手のひらいっぱいの楕円形に成形し、表面を指の腹でなぞってなめらかにととのえます。 ※表面をなめらかにととのえる際は、指にしっかりサラダ油を塗って作業してください。

6.温めたフライパンに入れる

フライパンに並べたタネにスプーンでへこみをつける様子

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フライパンに適量のサラダ油(大さじ1杯程度)を入れて中火にかけ、1分ほど経って温まったらタネを入れます。タネの中心にスプーンの背を押し付けてへこませ、火が通りやすくします。

7.両面に焼き色をつける

タネの表面に焼き色をつける様子

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触らずに中火で1~2分焼き、タネの底周辺の色が変わってきたら裏返します。同様に裏面も中火で1~2分焼き、焼き色をつけます。 ※焼き色がつく前にタネを動かすと、表面が焼き固まらず肉汁が逃げやすいです。焼き色を頻繁に確認せず、底面の色の変化で返すタイミングを見極めてください。

8.蓋をして弱火で蒸し焼きにする

フライパンに蓋をして蒸し焼きにする様子

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水大さじ1~2杯(分量外)を入れ、蓋をして弱火で6~7分蒸し焼きにします。

9.火の通りを確認する

焼き上がったハンバーグがふたつ入っているフライパン

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中心に竹串を刺して透明な肉汁が出てくることを確認して完成です。ハンバーグは冷めると肉の脂が固まってジューシーさが味わえなくなるので、ぜひ温かいうちにお召し上がりください。

10.お好みでソースを作る

フライパンでソースをさっと煮る様子

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ソースを作る場合は、ハンバーグを取り出してフライパンの汚れをキッチンペーパーで拭き、ケチャップ(分量外)とウスターソース(分量外)を「1~2:1」の割合で入れてさっと煮ます。ハンバーグにかけて盛り付けてください。

慌てないで♪ 失敗したときの対処法

生焼けになってしまったときの対処法

蒸し焼き後に竹串を刺して濁った肉汁が出てくる場合は、そのまま蓋をしてさらに2分ほど蒸し焼きしましょう。フライパンから取り出したあとに生焼けに気づいた場合は、耐熱皿にのせてラップをし、電子レンジ500Wで1~2分加熱してください。もしくは、そのままソースと一緒に煮て煮込みハンバーグにリメイクする方法もあります。

パサパサ・割れてしまったときの対処法

ハンバーグがパサパサになったり、割れてしまったりする場合はリメイクするのがおすすめ。崩してトマトソースと煮てボロネーゼソースにする、少量のカレールーと煮込んでキーマカレーにする、ケチャップライスにのせてお好みのソースとチーズをかけてドリアにする、など幅広いリメイクができます。

失敗しないポイントをおさえてハンバーグを作りましょう

失敗する原因と解決方法を知っておけば、ハンバーグが得意料理になりますよ。失敗してしまっても焦らず、追加で加熱したり、ほかの料理にリメイクしたりと上手に対処しましょう。ポイントをおさえて作り、噛むたびに肉汁があふれるジューシーなハンバーグをご堪能ください。

※電子レンジはお使いの機種によって加熱時間が異なります。様子を見ながら加熱時間を調整してください。

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