夜遅い時間の食事に注意

会社帰りや一日の家事が終わってからなど、遅い時間に筋トレをした場合、食べ過ぎた分は脂質となって蓄えられてしまうため、注意が必要です。筋トレする時間が遅くなってしまう場合は、筋トレ前に間食を摂り入れる、筋トレ後の食事は低脂肪で消化のいいものを選ぶなど、工夫しましょう。

また、よくかんで食べることも意識するのが大切です。(※1,11)

高脂質、高糖質の食事は避ける

筋トレ後の食事では高脂質、高糖質の食品は避けましょう。高脂質、高糖質な食事は消化に時間がかかり、筋肉の回復を遅らせるおそれがあるためです。

また、運動後は栄養素の吸収率が高まっているため、糖質や脂質を食べ過ぎると脂肪に変わりやすいと言われています。むやみに糖質やエネルギーをたくさん補給しようとせず、上手に選びましょう。(※2,3)

筋トレ後の食事に向いているコンビニ商品

筋トレ後の食事に向いているコンビニ商品

  1. サラダチキン
  2. ヨーグルト
  3. ゆで卵
  4. 練り製品
  5. チーズ・ヨーグルト
  6. プロテイン
  7. 全粒粉パン・玄米やもち麦おにぎり
筋トレ後には、たんぱく質、糖質、ビタミン、ミネラルをバランスよく摂取することが大切です。なかでもたんぱく質はできるだけ30分以内に食べることが望ましいため、すぐに食事が摂れない場合はコンビニの食品を上手に利用しましょう。目安の量は体重1kgに対して0.25~0.3gです。

また、糖質も筋グリコーゲンの回復のために必要ですが、体重1kgあたり1時間に1〜1.2gが目安と言われます。筋肉を増やしたいのか、ダイエット目的なのかで、調整するとよいでしょう。(※1,10)

筋トレ後は食事を工夫して効率アップを目指しましょう

筋トレを摂り入れている方はどうしてもトレーニング内容に注目しがちかもしれませんが、そのあとの食事によって筋肉の回復が変わることがわかりました。自分に合った適切な食事を摂り入れることで、筋トレの効率を上げれば、目指す体型に近づきやすくなります。タイミングや内容に注意して、食事も工夫してみましょう。
【参考文献】
(2024/04/22参照)
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