ハーブティー

精神的な疲れを感じているときにはハーブティーを摂り入れるのもおすすめです。なかでもルイボスティーは疲れの原因となる活性酸素を取り除く作用が高いと言われています。カフェインが含まれていないことから、就寝前にも気にせず摂り入れられるハーブティーです。

やさしい甘い香りのカモミールティーはリラックス作用が高く、質の高い睡眠に役立つと言われています。不眠気味の方は就寝前の日課として摂り入れても良いでしょう。(※18)

ココア

ココアは古くから疲労回復や優れたエネルギー源や薬として使われてきた歴史がある飲み物です。お茶やコーヒーのように抽出液を飲むのではなく、カカオ豆を焙煎してすりつぶした粉末を使うことでポリフェノールや食物繊維、ミネラルなどの栄養素を効率よく摂取することができます。

ココアのポリフェノールには抗ストレス作用のほか、筋肉の損傷の回復を促す作用もあることからストレスだけでなく運動による疲れにもおすすめです。(※19,20,21,22)

コーヒー

コーヒーの香りにはリラックス作用のある成分が含まれていると言われ、疲れやストレスがあるときに緊張や疲労をやわらげるのに役立ちます。興奮して眠れないときにリラックスするのにおすすめです。

また、ホットコーヒーを飲むことで血行が促進され、疲労回復や眠りにつきやすくなる作用も期待できます。ただし、カフェインに敏感な方の場合や、夜遅くに多く飲んでしまった場合は睡眠に影響が出ることもあるため、注意しましょう。(※23,24)

疲れたときに飲む栄養ドリンクの選び方

目的別の成分

  1. ビタミン・ミネラル類
  2. 生薬
  3. カフェイン

ビタミン・ミネラル類

栄養素の不足が原因のひとつで疲れが気になる場合は、ビタミンB群、ビタミンC、鉄が入っている栄養ドリンクを選ぶとよいでしょう。

ビタミンB群は糖質、脂質をエネルギーに変えるのに必要な栄養素とされ、ビタミンCは疲労の原因となる活性酸素を抑えるはたらきをもちます。

鉄が不足することで貧血気味の場合も疲労や倦怠感を感じることがあるため、含まれる栄養素を確認して不足している栄養素を補うのがおすすめです。(※7,13)

生薬

生薬は漢方薬の原料としても使われている植物や動物、鉱物などを指します。疲労回復のためだけでなく滋養強壮や風邪対策などのために使われる成分です。

具体的には「ニンジン」や「ジオウ」は風邪対策や栄養補給のためとされ、ウコンは肝臓の機能をよくしてアルコール代謝を早める目的で加えられています。そのときに必要な目的に合わせて生薬の種類も確認しましょう。(※25)
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