ライター : akiharahetta(有竹亜季)

フードコーディネーター / 野菜ソムリエ/料理人

オーブンで20分!新じゃがいも料理「クラストチーズポテト」のレシピ

Photo by akiharahetta

調理時間 40
海外の人気レシピを参考に筆者がオリジナルで考案、じゃがいもをチーズでくっつけたユニークなひと品「クラストチーズポテト」をご紹介します。

名前につけた「クラスト」とは、パンの外側のかたくて焼き色がついた部分のこと。食パンでいうと、いわゆる耳の部分のように、サクサク・カリカリの食感が特徴です♪

材料(4〜5人分)

Photo by akiharahetta

コツ・ポイント

  1. じゃがいもに深く切り目を入れる
  2. チーズの種類によってバターの量を加減する
  3. 冷めたら固まるので焦らない

作り方

1.じゃがいもに切り目を入れる

Photo by akiharahetta

じゃがいもは皮付きのまま使うので、まずはよく水洗いして土を落とします。水気を拭き取ったら半分にカット。 続いて、断面に切り目を入れます。格子状になるよう縦横数本、包丁を入れます。

2.深く包丁を入れるのがコツ

Photo by akiharahetta

熱の通りをよくするのが目的のため、できるだけ深く切り込みを入れます。手に持つとこのような具合に、早くやわらかくなると同時に味の染み込みもよくなりますよ。

3.じゃがいもに味付けする

Photo by akiharahetta

塩、ガーリックパウダー、パセリ、オリーブオイルを振りかけ、じゃがいもに絡ませるようにまんべんなく混ぜます。

4.チーズに溶かしバターを加える

Photo by akiharahetta

バターを電子レンジにかけて溶かしバターを作ります。グラタン皿や平たい耐熱容器にチーズを入れ、作っておいた溶かしバターを加えます。

5.チーズと溶かしバターを混ぜ合わせる

Photo by akiharahetta

チーズと溶かしバターを混ぜ合わせ、容器全体に広げます。チーズは焼いている間に広がるため、隙間があっても問題ありません。

6.じゃがいもを並べる

Photo by akiharahetta

じゃがいもの断面を下にして、チーズの上に並べていきます。適度にすき間を空けます。

7.180℃のオーブンで焼く

Photo by akiharahetta

180℃に予熱したオーブンで20分ほど焼きます。じゃがいもの大きさや容器の素材により焼け具合がことなるため、様子を見ながら調整します。

8.竹串を刺して焼け具合を確認

Photo by akiharahetta

じゃがいもに竹串を刺し、スッと通れば焼き上がり。粗熱をしっかり取り、チーズが固まったら容器から外して完成です。 熱いうちに外そうとすると型崩れすることがあり、火傷の恐れがあるため、必ず粗熱を取ってからにしましょう。

間違いない組み合わせ!いざ実食

Photo by akiharahetta

ちょっと焼き過ぎたようですが、チーズはバリバリ、ポテトはホクホク、おまけに焼けたいい香りが漂っています。

じゃがいもにチーズとバターが染み込んでミルキーな味わいになっています。これはたまりません……。また、深く入れた切り目のおかげで、かみ切りやすくやわらかい食感なのも高ポイント。

注意すべきポイント

本レシピは、じゃがいもに火が通るまで180℃のオーブンで20分かかります。お使いのオーブンによっては、さらにチーズが焦げる場合もあるため、温度を下げるなどして調整してください。

また、油脂分が多いと焼き時間が長くなり、同じく焦げる原因になるため、チーズの種類によってはバターの量を減らしたほうがいいでしょう。

パーティーのひと品におすすめ

Photo by akiharahetta

少ない材料で目新しい料理が作れるって楽しいですよね。オーブン料理ということもあり「時間がかかりそう」と思うかもしれませんが、意外と短時間で作れますよ。

年末年始のパーティーシーンで活躍するひと品です。ぜひお試しくださいね。
※お使いの電子レンジやオーブンによって加熱時間が異なります。最悪の場合発火の恐れもあるため、必ず様子を見ながら調整してください。
おすすめの記事はこちら▼

編集部のおすすめ