脂質の高いものを控える

脂質は1gあたり9kcalと、同じ量の糖質やたんぱく質の約2倍のエネルギーがあります。そのため、脂質の摂り過ぎは、肥満につながるおそれも。

例えば、豚バラ肉100gを同量の豚ヒレ肉に変えた場合、218kcalものカロリーが減らせますよ。肉の脂身のほかに、揚げ物やマヨネーズ、クロワッサンなども脂質が高めの食品です。(※10,11,12)

野菜やきのこ、海藻類を増やす

野菜やきのこ、海藻類に豊富な食物繊維で、満足感を得ながらカロリーダウンがかないます。例えば、ポテトサラダを野菜サラダに変えたとき、1食あたり78kcalのカロリーが抑えられますよ。

食物繊維の多い食品は、低カロリーかつ噛み応えがあり、満足感が高まりやすいです。さらにコレステロール値の低下作用や、腸内環境を整えるはたらきもありますよ。(※13,14,15)

消費カロリーを増やす運動のコツ

  1. ひと駅分歩く
  2.  こまめに運動をする
  3. 活動量を増やす

ひと駅分歩く

運動での消費カロリーは、「運動強度(メッツ) × 実施時間(時間)× 体重(Kg) × 1.05」で計算できます。

例えばひと駅分を歩く(20分・3メッツ)と、体重が55kgの場合は58kcalのカロリー消費ができます。往復で116kcalですね。

ひと駅分を歩くのにかかる時間は異なるため、歩いた時間をはかり、どれくらいの消費カロリーが望めるか計算してみてくださいね。(※16)

こまめに運動をする

まとまった時間での運動がむずかしい場合は、すきま時間を利用して消費カロリーを作る方法もおすすめです。

例えば、5分程度の体操(3.5メッツ)を一日3回、寝る前に10分のストレッチ(2.3メッツ)をしたとき、55kgの人であれば合計73kcalの消費カロリーが生まれます。

ひとつひとつは少ないですが、一日を通すと大きな消費カロリーにつながります。ぜひ、運動に使えるすきま時間がないか、確認してみましょう。(※16,17)

活動量を増やす

運動が億劫だったり、苦手でハードルが高かったりするときは日常生活の活動量を増やしてみませんか?例えばエスカレーターではなく階段を使う立って作業をするなどです。

また、歩くスピードを変えるのもひとつです。同じ1時間でも普通の歩行(3.0メッツ)と早歩き(4.0メッツ)では、体重55kgの人の場合58kcal程度の消費カロリーの差がありますよ。(※16)

カロリー制限中におすすめレシピ5選

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

編集部のおすすめ