ライター : 東森 美奈

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イボのまわりの汚れに注意。きゅうりはしっかり洗って!

Photo by 東森 美奈

サラダや酢の物に欠かせないきゅうりですが、生で食べるときはしっかり洗わないと危険だと知っていましたか?特にイボの部分には、菌がたくさん潜んでいると言われています。残留農薬軽減のためにも、きゅうりを生で食べるときはしっかり洗うようにしましょう。(※1,2)

きゅうりの正しい洗い方

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きゅうりは水で軽く洗うだけでは、表面の汚れしか取れません。水で洗う場合は流水を当てながらやさしくこすり洗いをしましょう。特にイボ部分の菌や残留農薬が気になる場合は「熱湯」や「板ずり」「塩揉み」などで洗う方法もあります。それでも心配な場合は、重曹や野菜用の洗剤を使って洗うとよいですよ。

子どもや高齢の方が食べる場合は「熱湯」で湯がこう

野菜には土に含まれた大腸菌が付着していることがあります。その菌が原因で食中毒になった事例もあるので注意が必要です。基本的にきゅうりは水洗いでも食べられますが、100℃のお湯を5秒程度かける「湯がき」という方法が除菌に有効的と言われています。

特に高齢の方や子どもは免疫力が弱いので、しっかり下処理をおこないましょう。除菌効果があるだけでなく、高齢の方や子どもが食べるのにちょうどいい硬さになるのでおすすめです。きゅうりの緑色が鮮やかになり、見た目もきれいですよ。(※3)

きゅうりの下ごしらえ

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きゅうりは皮をむいたほうが味が染み込みやすく、見た目が美しくなります。下ごしらえには「板ずり」や「塩揉み」という方法もありますよ。

アクや青臭さをとり、水っぽくなるのも防ぐため、時間がある場合は下処理をおこなうことをおすすめします。

「きゅうりの板ずり」のやり方

きゅうり1本に対して小さじ1杯の塩をまぶし、まな板の上で転がします。板ずりをすることで、表面のイボが取れて食感がなめらかになりますよ。

「きゅうりの塩揉み」のやり方

切ったきゅうりに塩を軽くまぶし、5~10分ほど置いておきます。きゅうりから出た水けをしっかりしぼることで、水分が抜けてえぐみが減り、味も染み込みやすくなります。

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