ライター : Raico

製菓衛生師 / スイーツ&フードアナリスト / フードライター

ひと手間でおいしさアップ♪ 基本のきゅうりの塩もみ方法

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調理時間 10
それでは、基本のきゅうりの塩もみ方法をご紹介します。水分が多いきゅうりは、塩もみすることでほどよく水分が抜けて、食感を残しつつしんなりします。同時に特有の青臭さも抜けるので食べやすくなりますよ。少し手をかけるだけで、きゅうりを使った料理がぐっとおいしくなる下ごしらえです。

材料

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  • きゅうり 1~2本
  • 少々

作り方

1.きゅうりを板ずりする

まな板の上できゅうりを板ずりしている様子

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まな板の上にのせたきゅうりに塩をふり、力を加えながら数回転がして板ずりをします。

2.きゅうりを薄切りにする

まな板の上できゅうりを輪切りにしている様子

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きゅうりのへたの部分を切り落とし、2mmほどの薄い輪切りにします。

3.塩をふる

輪切りにしたきゅうりに塩を振っている様子

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切ったきゅうりをボウルに入れ、塩を加えて混ぜ合わせます。塩の分量はきゅうり1本あたりふたつまみほどを目安にしましょう。全体にまんべんなく塩分がいきわたったら、そのまま5分ほど置きます。

4.水分を絞る

塩をまぶしたきゅうりを、両手で水分を絞っている様子

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きゅうりを手に取り、ぎゅっと絞って水分を切ります。両手でやりづらい場合は、片手で少しずつ絞りましょう。しっかりと水分を切ったらできあがりです。
白い皿に盛られた、半月切りにしたものと輪切りにしたきゅうりの塩もみ

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きゅうりは輪切りではなく半月切りにしてもOKです。きゅうりが太い場合や食感のお好みによって、切り方を変えてみてもいいでしょう。

味なじみをよくするコツ

きゅうりは塩を絡めて5分ほど置いたら、水分をしっかりと絞ることがポイント。傷みにくくなるだけでなく、調味料の味なじみがよくなりますよ。

また板ずりをすると、表面のいぼがとれて塩分がしみ込みやすくなります。食べたときの口あたりもよくなり、きゅうりの皮の色が鮮やかに仕上がってきれいですよ。

きゅうりの塩もみの保存方法・期間

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塩もみしたきゅうりは、冷蔵庫で2~3日保存することができます。ふた付きの容器や密閉袋に入れて保存しましょう。あらかじめ作っておくと、このまま料理に活用できます。さっと使えて便利ですよ。

塩もみきゅうりの活用レシピ3選

1. 歯触りがいい!さっぱりきゅうりとわかめの酢の物

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調理時間:10分
酢の物の定番、きゅうりとわかめを使ったレシピです。きゅうりを塩もみして水分を出しておくと、調味料がよく絡んでなじみがよくなりますよ。きゅうりの食感がほどよく残っていて、やわらかいわかめと一緒に食べると食感のアクセントに。どんなメイン料理にも合わせやすく、さっぱり食べられる副菜です。

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