飲むタイミングは朝や間食がおすすめ

オーツミルクの原料であるオーツ麦は、血糖値の上がり方がおだやかな低GI食品として知られています。一日の最初の食事である朝食に血糖値を上げにくい食事を摂ると、次の食事でも血糖値の上昇を抑えられるといわれていますよ。

また、空腹時間が長くなるほど、次の食事で血糖値が上がりやすくなるため、適度な間食が血糖コントロールに役立ちます。(※8,9)

一日1~2杯を目安に飲む

間食から摂るカロリーは、一日あたり200kcalが目安とされています。オーツミルクはコップ1杯(200g)あたり87kcal。オーツミルクだけなら2杯までが目安です。ほかにも間食を摂る場合は、飲む量を調整してくださいね。(※1,10,11)

※オーツミルクのカロリーは、製品によって異なります。なお、100ml=100gとして算出しています。

夕食のスープに取り入れる

オーツミルクは飲むだけではなく、料理に使うのもおすすめです。夜は日中と比べて消費カロリーが少ないため、高カロリーな夕食は脂肪を蓄積しやすくなるおそれがあります。低カロリーのオーツミルクを活用してスープにしてみてはいかがでしょうか。(※12)

【Q&A】ダイエット中に飲むなら、豆乳とオーツミルクのどっちが効果的?

A:たんぱく質摂取には豆乳、腸内環境を整えたいならオーツミルクがおすすめ。

豆乳には調製豆乳と無調整豆乳があり、ダイエット中におすすめなのは無調整豆乳です。無調整豆乳とオーツミルクのカロリーは同程度ですが、無調整豆乳にはたんぱく質が多く含まれます。

また、オーツミルクには、β-グルカンが含まれるため、ダイエット中の便秘や腸内環境が気になる場合におすすめです。(※1,7,13)

【Q&A】ダイエット中に飲むなら、牛乳とオーツミルクのどっちが効果的?

A:運動習慣がある人は牛乳、カロリーコントロールに活かすならオーツミルクがおすすめ。

牛乳由来のたんぱく質は、消化吸収が速く、トレーニング後の体づくりのサポートとして役立ちます。そのため、運動習慣がある人におすすめ。オーツミルクは牛乳に比べてカロリーが低いため、食事のカロリーコントロールをおこなっている人におすすめです。(※1,14,15)

【Q&A】オーツミルクダイエットにデメリットはある?

A:糖質量が多い点に注意が必要です。

オーツミルクは、牛乳や無調整豆乳よりも糖質が多いというデメリットが。糖質はエネルギー源となり、体に必要な栄養素ですが、過剰に摂ると中性脂肪として蓄積されます。

100gあたりの糖質量はオーツミルクで7.7g、牛乳で4.8g、無調整豆乳で1.4gです。糖質を制限している場合は、無調整豆乳を選びましょう。(※1,13,14,16)
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