ライター : 渡邊沙耶

管理栄養士 / 料理好きOLライター

ダイエット中に「焼き鳥」を食べると太る?太らない?

ダイエット中でも飲み会や人付き合いで外食をする機会もあるでしょう。そんなとき、焼き鳥はおすすめの選択肢。賢く部位を選んで上手に食べれば、太らずに食べることも可能ですよ。

まずは、ダイエット中に焼き鳥を食べるとどんなメリットがあるのか具体的に見ていきましょう。

焼き鳥をダイエット中に食べるメリット

メリット

  1. たんぱく質をしっかり摂れる
  2. 糖質が少ない
  3. 食べた量がわかりやすい
焼き鳥の材料である鶏肉は高たんぱく質、低糖質のためダイエット向けの食べものと言えます。ダイエット中は筋肉を作る材料で、基礎代謝を上げるのに役立つたんぱく質をしっかり摂るようにしましょう。

また、焼き鳥は食べた分の串が残るので、どれだけ食べたかが目に見えてわかりやすいです。つい食べ過ぎてしまった……とならないために、串の本数を確認しながら食べると良いですよ。(※1)

ダイエット中におすすめ。低カロリーな焼き鳥の部位5選

カロリーたんぱく質量脂質量糖質量
鶏軟骨27kcal6.3g0.2g0.2g
鶏砂肝(塩)34kcal7.3g0.7g0.0g
鶏レバー78kcal11.7g1.9g3.0g
鶏ささみ92kcal18.6g0.6g2.7g
鶏むね肉(塩)106kcal17g4.7g0.1g
(※2,3,4,5,6)
※すべて1人前あたりの栄養価を記載
焼き鳥のなかでも、鶏軟骨や鶏砂肝などコリコリした歯ごたえのある部位はとても低カロリー・低糖質。鶏レバーは1本で鉄分を2.8mg摂ることができるのもポイントです。

ダイエッターお馴染みの鶏ささみや鶏むね肉は、焼き鳥を食べるときもおすすめな部位ですよ。これらの部位を上手に選ぶと良いでしょう。

ダイエット中は注意が必要。高カロリーな焼き鳥の部位5選

カロリーたんぱく質量脂質量糖質量
ぼんじり353kcal12.7g32.1g1.2g
つくね218kcal15.5g10.7g15.0g
鶏皮140kcal2.8g14.4g0g
もも肉152kcal13.3g11.4g0g
ねぎま119kcal10.2g8.5g1.3g
(※7,8,9,10,11)
※すべて1人前あたりの栄養価を記載
※糖質量は炭水化物量を参照しています
比較的高カロリーな焼き鳥の代表はぼんじりです。ぼんじりは1人前で353kcalほどあり、脂質量も32.1gと多いので、ダイエット中は避けることをおすすめします。

ほかにもつくねやもも肉はカロリーが高い傾向にあるので、ダイエット中はほかのメニューを選ぶとよいでしょう。

ダイエット中の上手な焼き鳥の食べ方

食べ方

  1. 高カロリーなぼんじりやつくねは避ける
  2. 食べる量は3~4本を目安にする
  3. 味付けは塩味を中心に選ぶ

高カロリーなぼんじりやつくねは避ける

ぼんじりは鶏肉のお尻の骨まわりについてる肉のことで、脂がのっておいしい部位ですが、1人分で353kcalと高カロリー。

ほかにも、つくね(塩)は1人分あたり218kcal、鶏皮(塩)は140kcalです。これらの部位は、ダイエット中はなるべく避けるほうが良いでしょう。(※7,8,9)
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