ライター : 相羽 舞

管理栄養士

焼き鳥はダイエット向きのメニュー?

居酒屋や焼き鳥屋の前を通ると、焼き鳥の芳ばしい香りに「おいしそう!」と思ったことありませんか?香りにつられ、ついお店に入った経験がある方もいると思います。

焼き鳥はダイエット中やカロリーが気になる方には、食べるのを控えたほうが良いと思われがち。しかし、鶏肉は肉類のなかでも高たんぱく、低糖質、低カロリーな食材です。上手に利用することでダイエット中でもおいしく食べられますよ。(※1)

焼き鳥のカロリーを部位別に解説

飲み会が増える時期、連日の外食でカロリーが気になる方には、お店選びで頭を悩ますことがあると思います。

そんなときにおすすめなのが焼き鳥。焼き鳥は、選び方によってヘルシーに食べられるほか、串で食べた本数がわかるので食べ過ぎをコントロールできますよね。

焼き鳥の部位によってはダイエット中でも安心して食べられるものもあるんですよ。では、さっそくカロリーが低い部位とカロリーが高い部位をお届けします。

カロリーが低い鶏肉の部位

カロリーの低い部位の焼き鳥を、1人前(2本)あたりでみてみましょう。

・鶏軟骨……27kcal
・砂肝(塩)……38kcal
・鶏レバー……84kcal
・ささみ……100kcal
・ハツ……124kcal
・ねぎま塩……128kcal

ダイエット中でも、鶏肉のカロリーを知っていれば、安心して食べられます。低カロリーで低糖質、たんぱく質が豊富なささみや砂肝以外にも、鶏軟骨や鶏レバーなどがおすすめです。(※2,3,4,5,6,7)

カロリーが高い鶏肉の部位

続いて、カロリーの高い部位の焼き鳥を1人前(2本)あたりでみてみましょう。

・つくね(たれ)……261kcal
・皮(たれ)……325kcal
・ぼんじり……353kcal

ダイエット中であればこちらの焼き鳥メニューは避けるか、1本にとどめることをおすすめします。(※8,9,10)

焼き鳥のカロリーをオフする方法

ダイエット中や外食続きのときは、なるべくカロリーオフして食べたいですよね。では、焼き鳥をうまく食べるコツをご紹介します。

味付けはタレより塩を選ぶ

タレもしくは塩でカロリーを比較すると、タレのほうがカロリーが高くなります。

たとえばねぎまは塩だと2本で128kcalですが、タレの場合は145kcal。タレは、塩味や甘みがありおいしいですが、カロリーオフしたいときは塩で注文してくださいね。

カロリーの高い部位を選ぶときも、味付けは塩がおすすめです。しかし、「塩だからたくさん食べても問題ない」とならないよう、食べる量には気をつけましょう。(※7,11)
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