食べる量は3~4本を目安にする

カロリーと同様に、たんぱく質量も鶏皮(塩)の2.8gから鶏ささみの18.6gのように、部位によって幅があります(1人前あたり)。

食事バランスガイドによると、主菜を焼き鳥だけにすると一日10本までが目安です。さまざまな部位を食べることを考えると、1食では3~4本として主食・主菜・副菜をバランスよく組み合わせるようにしましょう。(※5,9,12,13)

味付けは塩味を中心に選ぶ

焼き鳥のタレはしょうゆ、酒、砂糖、みりんなどから作られているため、カロリーや糖質が上がってしまいます。

たとえば、鶏もも肉の塩味は76kcalですが、タレにすると85kcalと約10kcalの差が(1本あたり)。味付けは塩をメインにして、タレは数本楽しむ程度にすると良いですよ。(※10,14)

【Q&A】ダイエット中に焼き鳥10本は食べ過ぎ?

A:1食で焼き鳥10本を食べるのは多いといえます。

前述したように、ダイエット中は1食の焼き鳥の本数は3~4本が目安です。もう少し食べたい場合は、高カロリーなぼんじりやつくねは避けましょう。

また、低カロリーな鶏軟骨や鶏砂肝を選んだり、タレではなく塩を選んだりと工夫をしてくださいね。(※2,3,7,8,10,14)

【Q&A】ダイエット中でも夜に焼き鳥を食べてもよい?

A:焼き鳥の部位によっては、ダイエット中の夜の食事に適したものもあります。鶏軟骨や鶏砂肝のように、低カロリー・高たんぱくなものがおすすめ。

一方でぼんじりやつくねのようにカロリーや脂質が高いもの、タレ味のように糖質が高くなってしまうものもあります。選ぶ種類には注意をしましょう。(※2,3,7,8,10,14)

焼き鳥は部位を選べばダイエット中も大丈夫!

鶏肉は高たんぱく質、低糖質のため、焼き鳥もダイエット中におすすめな食べものです。カロリーは部位によって幅があり、鶏軟骨や鶏砂肝などは低カロリーですが、ぼんじりやつくねは高カロリーなのでダイエット中は避けたいところ。

1食あたり3~4本程度を目安に、塩味を中心に選ぶと良いですよ。さまざまな部位のなかから、賢く選んで焼き鳥を楽しんでくださいね。
【参考文献】
(2024/08/17参照)
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