ライター : 渡辺 りほ

管理栄養士

学校給食センターにて、管理栄養士として献立作成や食に関する指導に従事した経験から、子どもたちだけでなく幅広い世代への「食育」に興味を持つ。現在は在宅WEBライターとして、栄養…もっとみる

温野菜ダイエットは食べるだけでやせるわけではない

野菜には、食物繊維をはじめとしたダイエットに役立つさまざまな栄養が含まれているのが魅力。とくに、温野菜にするとカサが減って食べやすくなるため、野菜の栄養を効率よく摂ることができます。

しかし、温野菜を食べるだけで体重が減るわけではありません。食事のカロリーを調整したり、ランニングや筋肉トレーニングなどの運動を継続したりと、基本的なダイエット方法と合わせておこなうようにしましょう。(※1,2)

温野菜ダイエットの効果

便秘対策に役立つ

野菜には「食物繊維」が多く含まれているため、ダイエット中の便秘対策に役立ちます。

食物繊維は「水溶性食物繊維」と「不溶性食物繊維」のふたつに分類されます。不溶性食物繊維は便の量を増やし、大腸を刺激することで排便をスムーズにする栄養素。ごぼうや大根などに豊富です。

また、水溶性食物繊維と不溶性食物繊維は、いずれも腸内細菌のエサとなって腸内環境を整える作用があります。(※2)

食後血糖値の上昇を抑える

ブロッコリーをはじめとした野菜に豊富な「水溶性食物繊維」には、食後血糖値の急上昇を抑える作用があります。水溶性食物繊維は水に溶けてゼリー状となり、小腸において栄養素の吸収スピードを抑えるためです。

水溶性食物繊維が含まれる野菜から食べはじめることで、食後血糖値が上がりにくくなります。ただし、温野菜の定番であるじゃがいもやかぼちゃには糖質が多く含まれるため、食べる順番に注意しましょう。(※2,3)

満腹感を得られる

ブロッコリーやごぼうなど、食物繊維が豊富な野菜は噛みごたえがあります。しっかり噛むことで食事の満足感を得られますよ。ダイエット中に食事量を調整するときにおすすめです。

また、水溶性食物繊維は体内でゲル状になり、カサを増すという性質があります。そのため、満腹感の維持に役立ちます。(※2,4)

むくみ対策に役立つ

ダイエット中にむくみが気になる場合は、かぼちゃやさつまいもなど、カリウムが豊富な野菜を摂りましょう。むくみの原因のひとつが塩分(ナトリウム)の摂り過ぎ。カリウムにはナトリウムの排出を促す作用があるため、むくみ対策に役立ちます。

ただし、カリウムは水に溶ける性質があるため、温野菜を作るときには注意が必要。効率よく摂るには、蒸したり、電子レンジで調理したりするのがおすすめです。(※5,6)
※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、不要不急の外出は控えましょう。食料品等の買い物の際は、人との距離を十分に空け、感染予防を心がけてください。
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